connection-6 of 赤松敏弘Vibraphone Connection

Connection-6
BBS投稿アーカイブ/ヴァイブ奏者特集
いろいろなヴィブラフォン奏者の話題総集編


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掲示板 Archive・ヴァイブ奏者の話題いろいろ−その1
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やはりヴィブラフォンが好きな人、興味がある人のニーズが多いのでいろんなプレーヤーの情報が投稿されました。
一人については詳しくても、他のプレーヤーの事は案外知らなかった、な〜んて時にはお役立ち情報。
愛しさ余ってココで掲示板が炎上しましたが・・・(笑)
炎上していない部分をアーカイブとして保存しました。

その1に登場するのは、●スティーヴ・ネルソン、●ジョー・ロック、●デイビッド・フリードマン、●ミルト・ジャクソン、●レム・ウェンチェスター、●ヴィクター・フェルドマン、それに ●ブルージーなヴァイビストについて の話題です。

ジャズヴァイブに触れるならココに登場するミュージシャンの演奏を一度は聞いて 印象を持ちましょう。


2008年10月/赤松敏弘



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●スティーヴ・ネルソンについての投稿
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No.143 ネルソン
投稿者---AYA(2001/12/15 20:02:26)

こんばんは。いつの間にか掲示板が出来てたんですね。では書き込みさせて下さい。「ジャッキー・マックリーン/リズム・オブ・ジ・アース」に入っていますスティーヴ・ネルソンというヴァイプ奏者の事で何か御存知でしたら教えて下さい。このCDを購入する前に車のラジオで何気に流れていた曲がありまして、その時の演奏者の一人として名前を聞いたような記憶があるのです。早速赤松さんのホームページで系譜(?)を見たのですが名前が見つかりませんでした。若い人ではないかと思うのですが他に演奏が聞けるものを探しています。よろしくお願いいたします。
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No.157 Re:ネルソン
投稿者---赤松敏弘(2001/12/17 01:31:29)

こんばんわ、AYAさん。お久しぶりですね。そうなんです。掲示板やっとります(笑)。

>「ジャッキー・マックリーン/リズム・オブ・ジ・アース」に入っていますスティーヴ・ネルソンというヴァイプ奏者の事で何か御存知でしたら教えて下さい。

まずAYAさんのブラウザに掲示板の「表示設定」ってあるでしょ。それをクリックして表示を「全て」にしてみて下さい。おそらく初期設定(初めて来られた時)は自動的に50件表示になっていますからタイトルが見えなかったのでしょう。NO.74の投稿(せきやさん)にネルソンの事が少し触れられていますよ。じゃまたね。
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No.218 Re:ネルソン
投稿者---梶本(2001/12/21 00:27:06)

>>「ジャッキー・マックリーン/リズム・オブ・ジ・アース」に入っていますスティーヴ・ネルソンというヴァイプ奏者の事で何か御存知でしたら教えて下さい。

スティーヴ・ネルソンに関しては以下のものが今年発売されています。残念ながらリーダー作はありません。最新録音は「アマ・トゥ・ソンリサ/アントニオ・ハート」(Enja) ハートはリード奏者です。2001年発売。さらにデイブ・ホランド(b)の新作「ノット・フォー・ナッシン」(ECM)にも参加。マリンバもやっていますよ。1993年録音の再発「ヴィーナス・イン・ニューヨーク」(Venus)6人の女性ヴォーカルという企画ものにクラレンス・ベン(ds)らと共に参加。ううん、、、。今年急に目立って活動したヴァイビストの筆頭かも。。
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No.225 Re:ネルソン リーダーアルバム
投稿者---いさつ(2001/12/21 13:33:40)

サイドマンとしてはかなりの数の参加作品がありますが、私もリーダー作となると『Full Nelson/SteveNelson』あたりしか浮かびません。これはP+B+Vibというトリオ編成でThe NearnessOfYou,BeautifulLove,Chelsea Bridgeなどのスタンダード中心にやってます。ベースがRay Drummond,ピアノがKirk Lightsey. 何年か前にジョージシアリングの来日の際、参加してました。モーター回さないスタイル。
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No.228 Re:ネルソン リーダーアルバム
投稿者---赤松敏弘(2001/12/22 00:59:40)

こんばんわ。赤松です。

>The NearnessOfYou,BeautifulLove,Chelsea Bridgeなどのスタンダード中心にやってます。ベースがRay Drummond,ピアノがKirk Lightsey.何年か前にジョージシアリングの来日の際、参加してました。モーター回さないスタイル。

先日「Dave Holland Quintet/Not For Nothin'」<ECM>を僕も買ってみました。曲によってファンを回したり、回さなかったり、、、、回さない派からみると「どっちかにしてほしい」と思ったりしましたね(笑)。演奏のスタイルは昔のハッチャーソンを少し連想させるものがありました。
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No.226 Re:ネルソン
投稿者---sayaka(2001/12/21 16:55:21)

こんにちは。ECMファンのsayakaと申します。楽しくてとても勉強になるwebですね。打楽器を専攻していますがベースに惹かれてD.ホランドやE.ウェーバーを巡るうちにすっかりECMファンのわたしです。高校時代に赤松さんの演奏を自由が丘のアンクルトムで拝見しまして、とてもECMな響きに憧れてマリンバの習える学校に進みました。あのお店は当時ECMファンの店として他にない路線でやってましたね。何を隠そうあのお店で流れていた音楽でジャズーECMの道に引き込まれたのでした。話題がECMと関わるようなので、やっと私の出番が来ました(笑)。

>さらにデイブ・ホランド(b)の新作「ノット・フォー・ナッシン」(ECM)にも参加。マリンバもやっていますよ。

はい。このアルバムは今年入手しました。「Dave Holland Quintet/Not For Nothin'」<ECM>でこの3年ほどホランドはこのグループで活動しています。メンバーはChris Potter/reeds Robin Eubanks/tb Steve Nelson/vib marimba Billy Kilson/ds です。99年は同じメンバーで「Prime Directive」<ECM>を、前年にも同じ編成のアルバムがECMにあります(タイトルは確かPOINTS OF 、、、実家にあるので休みに帰って調べておきます) では、ECMファンも気軽に書き込み出来そうなのでまた来ます。
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No.229 Re:ネルソン
投稿者---赤松敏弘(2001/12/22 01:04:38)

>高校時代に赤松さんの演奏を自由が丘のアンクルトムで拝見しまして、とてもECMな響きに憧れてマリンバの習える学校に進みました。

光栄なのか罪作りなのか、、、、(笑)。先日も「アンクル」時代のの話題が某所であったところです。

>あのお店は当時ECMファンの店として他にない路線でやって

今は違った路線でやってるみたいだね。ピザが旨いんだ。

>前年にも同じ編成のアルバムがECMにあります(タイトルは確かPOINTS OF 、、、実家にあるので休みに帰って調べておきます)

ありがとう。また来て下さいね。

>では、ECMファンも気軽に書き込み出来そうなのでまた来ます。

僕も70年代から90年代初頭までのECMファンです。最新情報などまた教えて下さい。
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●ジョー・ロックについての投稿
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No.15 ジョー・ロックについて
投稿者---Nana-M(2001/12/08 23:51:07)

ホームページ楽しく拝見しています。フレディー・コール(vo)のミシェル・ルグラン・ソングブックに入っているジョー・ロックというヴァイブ奏者のお薦め盤を教えて下さい。リーダー作があれば是非。
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No.73 Re:ジョー・ロックについて
投稿者---せきや(2001/12/11 16:18:39)

>ホームページ楽しく拝見しています。フレディー・コール(vo)のミシェル・ルグラン・ソングブックに入っているジョー・ロックというヴァイブ奏者のお薦め盤を教えて下さい。リーダー作があれば是非。

Joe Lockeはタレント性の強いヴァイブ奏者ですが日本では過小評価されているのでしょうか、、、でもウエスト・コースト出身らしく明るく爽やかな印象があります。初リーダー作「プレゼント・テンス」<SCCD31257>が89年、もう10年も過ぎているのでCDを見つけられるかは不明です。聞き応えという点でお薦めは2作めの Longing/Joe Lock Quintet<SCCD31281>。 新主流派ピアニスト、ジョージ・ケイブルスやボーカルのマーク・レッドフォードなどが加わっています。
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No.126 Re:ジョー・ロックについて
投稿者---赤松敏弘(2001/12/14 04:02:42)

 論争はどのような音楽、趣味に於いても派生するものだと思っています。ここはフリートークの場として、皆さんが気軽にメッセージを残したりメール投稿には至らない簡単な質問があったり、真意に論議したり情報を交換する為に開設したものです。 Webを開設してもう5年を過ぎようとしています。その間、インターネットの普及と共に質問や投稿されるメールは増え続け僕としては嬉しい悲鳴をあげています。 しかし、数が増すという事は以前のようにゆっくりとじっくりとレスを差し上げる事がままならない状況が続き、昨年後半からいろいろと策を練っていました。また、質問の内容も数に比例してバラエティーに富んだものへと変わりつつあり、それは僕一人の知識や体力では対処しきれない状況でもあります。

 クイックリーなレスを同じ楽器や音楽、感性、情報を持つ方々と共有共存する事の手段として掲示板の導入となりました。一人の人の投稿とそれに関するレスを見て、投稿には至らないものの何かヒントを探しに来られる方や、登場する個々のキャラクターに興味を示す方も多いと思います。

 インタラクティヴに繋がる中での出会いや交流は決して直接加わる方だけのものではない事はアクセス数を見てもわかります。これは音楽の趣向形態として直接楽器まで手掛ける場合と聴き手に徹する場合といった具合に形態に違いはあるものの、感性や趣向に相違点がないのと同じです。初心者からベテランまでそこにランクもレベルも存在しない一つの共有意識で結ばれているものだと思います。音楽にはグレードもランクも存在しませんから。

 ルールというものは何か立ち上げた後から作るものと思いますが、僕は投稿された内容に真意が感じられるものであればあえて規制するつもりはありません。従って自由のままで良いと思います。論争大いにやって下さい。自己主張大いに結構。もちろん見て和むコメントは大歓迎。

 ただ、このタイトルの下で起こっている論争に一つだけ案を出すとすれば、こうです。
このタイトルはジョー・ロックというヴァイビストの情報を求めて来られたものであって評判を聞かれているわけではありません。それに対するレスとしてはタイトルと論点が一致しないと判断しますので、別タイトルとして分離する事にします。みなさんどうでしょう。 旧版からの移設に合わせてツリー式に変更したのは見たい人が見たい項目を選択出来ると判断したからです。それによるメリットとデメリット、双方ありますが、今回のケースはこのタイトル分離によってメリットに繋がれば良いと思います。 ヴァイビストに対する批評論争はそのまま続けて下さい。それは大いに歓迎します。 赤松敏弘
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No.150 ジョー・ロック  彼のインタビューから簡単な経歴を
投稿者---いさつ(2001/12/16 01:29:34)

[Scenario] という1987年録音のLPがここにありまして、その裏ジャケットに彼のインタビューが載っております。1959年3/18うまれ。7才で学校でスネアドラム、母親にピアノを習う。13才でドラム、Vib始める。Milt Jacksonからはやはり影響を受けたが、さらに大きい影響はBobby Hutchersonからとのこと。Jackie McLeanのLet Freedom Ring(bluenote)を聴いてストレートアヘッドなJAZZ に目覚めたそうな。15才でロチェスターのクラブのオルガングループでプロ入り。リーダーはFrank Cuomo(Wayne ShorterのOdyssey Of ISCAに参加のドラマー)Vibのレッスンは特に受けていない。Phil Marlowiz(P)に即興演奏について色々習ったそうな。この時期少し、クラシックのマリンバのレッスンは受けたそうな。21才でNYへ。Byard LancasterのバンドでNYデビューし、Bob Moses Nonetにも参加。初リーダーアルバムは1983年録音の『Restless Dreams』メンバーは
Phil Markowitz(P)Eddie Gomez(B)Keith Copeland(ds)スタジオワークは
そう多くないようですが、El Salvador-Another Vietnamというドキュメントフィルムの音楽を担当し、パリフィルムフェスティバルで受賞。こういった映像関係の音楽には興味があるよう。楽器はMUSSER M55にピックアップ使用。ただし初リーダーアルバムでは完全アコースティック。インタビュー中に『Jackie McLean/New Soil』『Walter DavisJr/Davis Cup』
(いずれもBlueNote)など具体的なアルバム名がポンポン出てくるので
結構、ジャズをマニアックに聴いてきている勉強熱心な方ではないかという印象を受けました。自分のアルバムでオリジナルを演奏することも多いですが、他に選んでいる曲が結構マニアックで面白いです。細かいアルバムでの演奏についてのコメントはまたの機会に書き込ませていただきたいと思います。
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No.151 ジョー・ロックについて リーダーアルバムの印象
投稿者---いさつ(2001/12/16 02:16:41)

Joe Lockeのリーダーアルバムについて
Restless dreams/Vib+Pの3リズムでオーソドックスなモダンジャズという感じの演奏。ライブ録音。But Beautiful/Kenny Barron(P)とのデュオ.Corea+Burtonのようなテンションの高さはないのですがすごくいい音楽になってます。個人的に彼のアルバムではこれが1番すきです。選曲はタッドダメロンからイバンリンスまで幅広く。

Innner Space/MarkSoskin(p)Harvie Swarutz(b)TimHorner(ds)でDjangoやFly Me To The Moon,Skylarkといったお馴染みの曲に混じって、デニーザイトリンのQuiet NowとかChick Corea のタイトル曲とかマニアックな選曲もちらり。

Wire Walker/David Kikoski(p)やMarvin Smitty Smith(ds)らと管をいれた編成で少しとんがった曲相のものが多し。ここでもJimmy HeathのNew BlueとかHorace SilverのBarbaraとかマニアックな曲が・・・。

Longing/George Cables(p)らと新し目のジャズといった感じ。Giant Stepsとかに混じって、ジョンパットンの曲もあり。
Mission Impossible/おなじみスパイ大作戦のテーマ5拍子のマイナーブルースで演奏する他、スティービーワンダー、ジョニミッチェル等の曲を演奏。ジャズ寄りではない、マニアックな選曲が。
Mutual Admiration Societu/David Hazeltine(p)との双頭コンボ。最近聴いてないので、コメントはなし。
Storytelling/MarkLedford(vo,tp)をフューチャーした少し組曲風のアルバム。Jeff Watts(ds)他いいメンバーなのですが、印象薄い記憶が。
Beauty Burning/編成はギターを加えたクインテット。これも印象薄くて最近あまり聴いていないです。
Scenario/Andy Laverne(p)Jerry Bergonji(ts)Adam Nussbaum(ds)らとストレートなセッションといった感じ。かっこいいので、これもお勧めできます。
Present Tense/Kenny Werner(p)らとオリジナル曲中心に演奏。これもストレートアヘッドなジャズでスカッ!とするかっこいいアルバム。

さて、聴いたことのあるリーダーアルバムはざっとこんな印象をもっておりますが、サイドマンでの演奏はまたまた凄い数になりそうなので、今回はパス。あとVib+Bass+DrumsでリッチーバイラークのElmとかやっているのがあるのですが、買いそびれてそのままになっています。これは試聴コーナーでちらっと聴いて好印象あるのですが、最近見ないんです、とほほ。
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No.130 Re:ジョー・ロックについて
投稿者---FR(2001/12/14 14:05:03)

一番新しい参加盤はRON CARTER(b)の「STARDUST」でしょう。いかにもジョーロックらしいプレイ、とは言えませんが、「ロンカーターのモダンジャズ」が好きな方にはいいんじゃないでしょうかわたしはDAVID HAZELTINE(P)との双頭カルテット(タイトル忘れました)をお勧めします。今手元にないので、タイトルがわかったらまた書きます。
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●デイビッド・フリードマンについての投稿
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No.16 フリードマン
投稿者---優美(2001/12/08 23:52:13)

すいません、マリンバをやっているのですが最近ジャズのアドリブに興味があります。ここはビブラフォン専門の掲示板と思うので、ひとつみなさんに質問させて下さいませ。デイヴィッド・フリードマンがサミュエルズとのダブルイメージ以降のアルバムでジャズトランペットで著名な方と共演しているアルバムについて知りたいのです。大半がマリンバでソロや伴奏を演奏していると聞きました。とても興味があります。是非探してみたいので宜しくお願い致します。
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No.34 Re:フリードマン
投稿者---YUTAKA(2001/12/09 09:07:04)

>デイヴィッド・フリードマンがサミュエルズとのダブルイメージ以降のアルバムでジャズトランペットで著名な方と共演しているアルバムについて知りたいのです
これは82年のEnja盤の事でしょう。トランペットはチェット・ベイカーでアルバム名は「PEACE」。ラメントとかやってたかな。CD化は不明ですがジャズは復刻盤流行りなので根気よく探してみて下さい。
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No.37 Re:フリードマン
投稿者---hanamori(2001/12/09 12:43:46)

>これは82年のEnja盤の事でしょう。トランペットはチェット・ベイカーでアルバム名は「PEACE」。ラメントとかやってたかな。CD化は不明ですがジャズは復刻盤流行りなので根気よく探してみて下さい。

先を越されましたが補足しますと、チャット・ベイカー(tp)フリードマン(vib,marimba)バスター・ウイリアムス(b)ジョー・チェンバース(ds)というメンバー。日本ではポリドールから発売されました。僕はLPしか持ってませんが、探せばCDあるんじゃないかな。
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No.49 Re:フリードマン
投稿者---赤松敏弘(2001/12/10 01:47:53)

>先を越されましたが補足しますと、チャット・ベイカー(tp)フリードマン(vib,marimba)バスター・ウイリアムス(b)ジョー・チェンバース(ds)というメンバー。日本ではポリドールから発売されました。僕はLPしか持ってませんが、探せばCDあるんじゃないかな。

これは面白そう。是非僕も聞いてみたいな!
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No.56 Re:フリードマン
投稿者---doc(2001/12/10 17:18:22)

>>先を越されましたが補足しますと、チャット・ベイカー(tp)フリードマン(vib,marimba)バスター・ウイリアムス(b)ジョー・チェンバース(ds)というメンバー。日本ではポリドールから発売されました。僕はLPしか持ってませんが、探せばCDあるんじゃないかな。
>これは面白そう。是非僕も聞いてみたいな!

随分前のアルバムですがフリードマンの「フューチャーズ・パスト」というアルバムがとても面白かったと思います。マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。そう言えば赤松さんがWebを立ち上げた初期の頃に、月例コラムで(最近更新されていないようで寂しいですが、、、)ドイツでフリードマンに弟子入りする生徒さんの事を書いていたと思います。何か情報が入るかもしれませんね。
ところで「のなか@JVA」さんは昔このサイトの特集に登場されていた「N氏」だったのですね。400年も前から赤松さんと縁があるとは羨ましいです。
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No.60 Re:フリードマン
投稿者---赤松敏弘(2001/12/11 01:15:25)

>随分前のアルバムですがフリードマンの「フューチャーズ・パスト」というアルバムがとても面白かったと思います。

あれは良かったよね。僕もLPで持ってます。ヴォイスとのセッションが好きだったなぁ。B面の1曲目いや、A面の2曲目だったかな?そうそう、あのLPのリアジャケットに、その曲の譜面が載ってて、当時コンテンポラリーな曲の譜面に餓えてた僕はそれを書き写して練習しました。お手本がある譜面なんて無かったし、譜面ってこうやって書けばいいんだ、、とか、とにかく情報を閉ざされてた田舎の高校生にとっては貴重なエキスだった。

>マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。

やっぱりそうですか。なかなか見ないからねぇ。

>そう言えば赤松さんがWebを立ち上げた初期の頃に、月例コラムで(最近更新されていないようで寂しいですが、、、)

あっ、痛いところを、、、、、(親知らずじゃありません)

>ドイツでフリードマンに弟子入りする生徒さんの事を書いていたと思います。何か情報が入るかもしれませんね。

メールしてみます。今もドイツで頑張ってますから。この秋にリサイタルやってました。将来が楽しみなんですよ。

>ところで「のなか@JVA」さんは昔このサイトの特集に登場されていた「N氏」だったのですね。400年も前から赤松さんと縁があるとは羨ましいです。

ホームページを立ち上げてしばらくの頃ですが、メールのやり取りが始まり1年か2年経った頃に桐朋でヴァイブのレクチャーやってたら「遅刻」して入って来たんです。その時が初めて会ったのかな。家紋Webというのがあって僕のページとリンクしてたんですが、そこでお互いの家紋を調べたら、、、、、ナント、同じだった。それ以来何百年の関わりが紐解かれたのでした(笑)。
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No.72 Re:フリードマン
投稿者---Taiko(2001/12/11 08:34:29)

>>随分前のアルバムですがフリードマンの「フューチャーズ・パスト」というアルバムがとても面白かったと思います。マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。

これはもう再発されていないはずです。明日、本人に確認してみましょう。

>>ドイツでフリードマンに弟子入りする生徒さんの事を書いていたと思います。何か情報が入るかもしれませんね。

と、いうことで、私、ベルリンから最新情報をお送りいたします。
まず、Chet BakerとのCD「Peace」(Enja)は、最近またCD再発され、去年のクリスマスころにEnjaスペシャルプライスで20,00マルク(¥1200)で、ここで売っていました。今も同じ値段だと思います。
やはり、Davidのここ10年のCDのお勧めは、まず、私をここに来させるきっかけを作ってくれたCD、Double Image「Open Hand」(1994、dmp)と、ソロの「Air Sculpture」(1994、Traumton)です。この、「Open Hand」の中の、「oasis」の彼のソロで私は泣きました。ちなみにこの曲は1986年のDouble Image「In Land INever Saw」の「Desert Round」という曲と同じ曲です。そして、この録音は「Sahara」という曲名で楽譜になって発売されています。わけあって、3度も曲名を変えたそうです。
その他でお勧めは、ダニエル・ウーメア:ドラム ジョン・フランソワ・ジェニー−クラーク:ベースとのTrio「Ternaire」(1992)では、彼ならでわのラインの前兆が聞き取れます。数少ないJazzヴァイブ・トリオのCDのひとつです。ダニエルとジョン・フランソワのぴったりと息が合っている所も聞き逃せません。ディノ・サルチ&アンソニー・コックスと組んでいたトリオのメンバーをかえての新バージョン「Other World」(1997、Intuition Music)アンソニー・コックス:ベース
ジョン−ルイ・マティニエ:アコーディオン、デビット:ヴァイブ&マリンバ では、彼の完成したラインが聞けます。サウンドも最高です。彼いわく、「今までで一番最高のサウンドのマリンバ」で録音したそうです。ちなみにそのマリンバは・・・・買って聞いてみてくださいね。他にもCD出しています。
こんな感じです。他にも何かDavidについて聞きたいことがあれば、いつでもどうぞ。
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No.87 Re:フリードマン
投稿者---赤松敏弘(2001/12/12 04:17:22)

>>>随分前のアルバムですがフリードマンの「フューチャーズ・パスト」というアルバムがとても面白かったと思います。マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。
>>これはもう再発されていないはずです。明日、本人に確認してみましょう。

懐かしいアルバムだね。僕はあのリアジャケットに載ってた譜面を書き写して必死で練習したよ。ヴォイスの入ってる曲。コンテンポラリーな曲って譜面でどうやって書くんだろう、、って随分勉強させてもらった思い出のアルバム。そうか、、、再発なしか。残念。

>>>ドイツでフリードマンに弟子入りする生徒さんの事を書いていたと思います。何か情報が入るかもしれませんね。
>と、いうことで、私、ベルリンから最新情報をお送りいたします。

ドイツ、ヨーロッパ方面任せたゾ(笑)。

>まず、Chet BakerとのCD「Peace」(Enja)は、最近またCD再発され、去年のクリスマスころにEnjaスペシャルプライスで20,00マルク(¥1200)で、ここで売っていました。今も同じ値段だと思います。

あすHMV行って見てこよう。Enjaものは日本で探すの大変なんだよ。ECMは楽に入手できるんだけど。

>やはり、Davidのここ10年のCDのお勧めは、まず、私をここに来させるきっかけを作ってくれたCD、Double Image「Open Hand」(1994、dmp)と、ソロの「Air Sculpture」(1994、Traumton)です。この、「Open Hand」の中の、「oasis」の彼のソロで私は泣きました。ちなみにこの曲は1986年のDouble Image「In Land INever Saw」の「Desert Round」という曲と同じ曲です。そして、この録音は「Sahara」という曲名で楽譜になって発売されています。わけあって、3度も曲名を変えたそうです。
>その他でお勧めは、
>ダニエル・ウーメア:ドラム ジョン・フランソワ・ジェニー−クラーク:ベースとのTrio「Ternaire」(1992)では、彼ならでわのラインの前兆が聞き取れます。数少ないJazzヴァイブ・トリオのCDのひとつです。ダニエルとジョン・フランソワのぴったりと息が合っている所も聞き逃せません。

ダニエルって昔フィル・ウッズ(as)のリズムマシーンにいた人?無っ茶オーソドックスなんだけどテクニカルなドラマーだったと記憶してますが、、。

>ディノ・サルチ&アンソニー・コックスと組んでいたトリオのメンバーをかえての新バージョン「Other World」(1997、Intuition Music)アンソニー・コックス:ベース ジョン−ルイ・マティニエ:アコーディオン、デビット:ヴァイブ&マリンバ では、彼の完成したラインが聞けます。サウンドも最高です。彼いわく、「今までで一番最高のサウンドのマリンバ」で録音したそうです。ちなみにそのマリンバは・・・・買って聞いてみてくださいね。

Intuitionものはラルフ・タウナーのオレゴンの近作で知ってた。とても音が現代的な録音をするレーベルだね。密かにそのレーベルは注目してたんだけどフリードマンには気が付かなかった。●ワーとか行ってもフリードマンのパテーションが無いから探すのが大変なんだよ。

>他にもCD出しています。こんな感じです。他にも何かDavidについて聞きたいことがあれば、いつでもどうぞ。

これからも何かあったら頼むよヨーロッパ方面委員長。じゃ、また会う時までカキコしてね。
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No.96 Re:フリードマン
投稿者---優美(2001/12/13 01:14:38)

こんばんわ。フリードマンの事でみなさんからいっぱい情報をいただきましてありがとうございます。世の中に私と同じ趣向を持つ人がたくさんいらっしゃる事を知って勇気が湧いてきました。いままで周りの人に話しても「フリードマン?なにそれ」と言われる毎日で恐くて人に尋ねる事もできなかったんですよ。

>>>。マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。これはもう再発されていないはずです。明日、本人に確認してみましょう。
>>>ドイツでフリードマンに弟子入りする生徒さんの事を書いていたと思います。何か情報が入るかもしれませんね。
>と、いうことで、私、ベルリンから最新情報をお送りいたします。

Taikoさん頑張って下さいね。そして詳細に最新情報まで、、。あす、学校の帰りに私もHMVに行ってみます。ひょっとして赤松さんと会えたりして、サインしてもらおうかな ♥ ♥ ♥でもどこのHMVなんだろう?

>まず、Chet BakerとのCD「Peace」(Enja)は、最近またCD再発され、去年のクリスマスころにEnjaスペシャルプライスで20,00マルク(¥1200)で、ここで売っていました。今も同じ値段だと思います。

絶対探します!希望が見えましたから。でもこれはベイカーさんのコーナーにあるのでしょうか?それともフリードマンさんのコーナー?

はい。また聞きたい事があればすぐここに来ます!それから他の話題に加わりたくてもまだ全然知らない言葉や人名だらけでして、、そのうちに勇気を出して書き込みしたいと思います。その時はよろしくお願いします。
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No.102 Re:フリードマン
投稿者---Taiko(2001/12/13 08:11:06)

>世の中に私と同じ趣向を持つ人がたくさんいらっしゃる事を知って勇気が湧いてきました。いままで周りの人に話しても「フリードマン?なにそれ」と言われる毎日で恐くて人に尋ねる事もできなかったんですよ。

いやいや、私もびっくりしました。大変うれしです。(Davidもびっくりしてましたよ。)
私はもともとクラシックマリンバをやっていて、どうしても即興を勉強したかったのと、マリンバをもっとよく知っている人につきたかったのと、でDavidの所にきました。彼はすばらしいマリンバ奏者ですよね。こんなにいい音を出せるJazzVibe&Marimba奏者はいないと思います。クラシックの方も含め。

>>>>。マリンバも使っていました。モンクの曲をヴァイブソロでやったり、、同じレーベル・フEnjaですが、ここの音源は再発コレクションで探すのが大変です。

やはり、「フューチャード・パスト」の再発はしていません。

>Taikoさん頑張って下さいね。そして詳細に最新情報まで、、。あす、学校の帰りに私もHMVに行ってみます。ひょっとして赤松さんと会えたりして、サインしてもらおうかな ・ ・ ・でもどこのHMVなんだろう?

ありがとうございます。がんばります。

>>まず、Chet BakerとのCD「Peace」(Enja)は、最近またCD再発され、去年のクリスマスころにEnjaスペシャルプライスで20,00マルク(¥1200)で、ここで売っていました。今も同じ値段だと思います。
>絶対探します!希望が見えましたから。でもこれはベイカーさんのコーナーにあるのでしょうか?それともフリードマンさんのコーナー?

このCDはベイカーの名で出しています。でも、日本では注文しないとおいていないのでは?!?Davidのコーナーはあるんですか。私は見たことがないですけど・・・・。Davidものは東京だったら、「パーカッションギャラリーのなか」に少しあるはずです。わたしはここでかれのCDを見つけました。あとは、赤松氏のホームページにも載っている「Steve Weis」にありますよ。その他のCDの詳しい情報は、Davidのホームページに書いてあります、ので是非見てみてください。素敵な写真もいっぱい載っています。
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No.106 Re:フリードマン
投稿者---のなか@JVA(2001/12/13 13:35:43)

他のところで集中攻撃を受けてましてそっちが忙しく、ここの話題を見てませんでした。 知らぬ間に僕のことまで載っててびつくり!

>>先を越されましたが補足しますと、チャット・ベイカー(tp)フリードマン(vib,marimba)バスター・ウイリアムス(b)ジョー・チェンバース(ds)というメンバー。日本ではポリドールから発売されました。僕はLPしか持ってませんが、探せばCDあるんじゃないかな。
>これは面白そう。是非僕も聞いてみたいな!

ほんとや〜。 僕も聴きたい。CDさがしてみます。 名義はチェット・ベイカーですね。

>そうそう、あのLPのリアジャケットに、その曲の譜面が載ってて、当時コンテンポラリーな曲の譜面に餓えてた僕はそれを書き写して練習しました。

たまにある手ですね。 BobbyのLojoをそれでやったって人もいました。皆さん熱心! みならわなくてば、口がまわらん!。

>ホームページを立ち上げてしばらくの頃ですが、メールのやり取りが始まり1年か2年経った頃に桐朋でヴァイブのレクチャーやってたら「遅刻」して入って来たんです。その時が初めて会ったのかな。家紋Webというのがあって僕のページとリンクしてたんですが、そこでお互いの家紋を調べたら、、、、、ナント、同じだった。それ以来何百年の関わりが紐解かれたのでした(笑)。

ううっ、またそれかい! でも、ちょっと補足、弁解、訂正。会ったのはそれより前に六ピで。桐朋は2度目。僕の祖先は室町時代の赤松氏(もっと遡ると村上天皇)との親父のガセ?情報があり同じヴァイブをやられてるってので興味があってメールしたのがきっかけで、たまたま家紋があったのとどうも四国の宇和島あたりにうちのルーツがあるってことが判明。(赤松さんは同じ愛媛の松山?)家紋Webを調べたら赤松家臣に野中があった。で今では殿と。

>と、いうことで、私、ベルリンから最新情報をお送りいたします。

数年前に多分ドイツに行かれる頃、噂はお聞きしたました。頑張ってますね。フリードマンはあまりよくは知りませんでしたが、なかなか内容が濃いようですね。ドイツのジャズ事情はよく分かりませんが、ヨーロッパではジャズの伝統がしっかり根付いているようで羨ましいかも。

>それから他の話題に加わりたくてもまだ全然知らない言葉や人名だらけでして、、そのうちに勇気を出して書き込みしたいと思います。その時はよろしくお願いします。

あまりマニアックは話題ばっかりじゃ嫌ですよね〜僕ももっとちゃんとした?ジャズヴァイブの話題をしたいです。あれ?また怒られそう。
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●ミルト・ジャクソン、レム・ウェンチェスター他.......
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No.159 はじめまして!
投稿者---25-25(2001/12/17 13:55:49)

25-25、こと森本と申します。宜しくお願いします。Vibraphoneはとても好きな楽器のひとつです。2本か、せいぜい4本のマレットを使うだけで、10本の指を使うピアノに勝るとも劣らない表現ができるなんてとても不思議です!(私は、クラシックですがピアノやってます)

Milt Jackson は別格ですよね。MJQ以外のMiltのほうが好きです。Ray BrownとのCo-leader album「Much in common」(Verve)とてもいいです!
Gary Burtonは「New vibeman・・・」以外はちょっと。。。あ、でも「Getz in Paris」の中のvibeのソロによる「エーデルワイス」最高でした。
Victor Feldmanもわがお好みのJazzmenのひとり。Scott La Faroとの「Arrival of・・・」がイチオシ。
ロシアン・ルーレットで命をおとしたレム・ウィンチェスター、ラムゼイ・ルイスとの共演盤くらいしかしらないんですけど、他に何かいい盤ありますか?
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No.161 Re:はじめまして!
投稿者---いしい(2001/12/17 14:45:40)

>25-25、こと森本と申します。宜しくお願いします。

実は僕もカキコ初めてです。こちらこそよろしくお願いします。

>Vibraphoneはとても好きな楽器のひとつです。2本か、せいぜい4本のマレットを使うだけで、10本の指を使うピアノに勝るとも劣らない表現ができるなんてとても不思議です!(私は、クラシックですがピアノやってます)

僕はピアノ全然弾けませんが、同感と言わせていただきます!

>Milt Jackson は別格ですよね。MJQ以外のMiltのほうが好きです。Ray BrownとのCo-leader album「Much in common」(Verve)とてもいいです!

いいですね!僕も大好きです!技術面の分析はこれからしようと思ってますが、ミルトのサウンドはジャズに出会ってよかったと思わせてくれたし、亡くなった後でもその気持ちは全然消えません!

>Gary Burtonは「New vibeman・・・」以外はちょっと。。。あ、でも「Getz in Paris」の中のvibeのソロによる「エーデルワイス」最高でした。

ゲッツに参加してるころのではカーネギーのライブは持ってますけど、そんな親しみやすい曲もやってるんですね。聴いてみようと思います。最新作の、ゲイツ・ノーボ・バグス・ジャイダーに捧げたヤツとか、clのエディ・ダニエルズとやったグッドマン曲集みたいのが僕にとっては入りやすくて良く聴いてます。

>Victor Feldmanもわがお好みのJazzmenのひとり。Scott La Faroとの「Arrival of・・・」がイチオシ。

この板でも名前の出ないVIBIST。今のところ僕的にはフェイバリットではないですが、最初に聞いたのはソニー・ロリンズのコンテンポラリーのやつです。スムースで洗練された感じでgood.ちとマニアックですが、テリー・ギブス、フェルドマン、ラリー・バンカーの競演盤(vibの他マリンバもやってる)てのも入手しましたよ。滅多にないvibの聞き比べができます。

>ロシアン・ルーレットで命をおとしたレム・ウィンチェスター、ラムゼイ・ルイスとの共演盤くらいしかしらないんですけど、他に何かいい盤ありますか?

僕は聴いてるのはそれ以外では、ベニー・ゴルソンとの共演盤と、「レムズ・ビート」ってタイトルと記憶しますが、この2枚のみ。後者では特に「ジャスト・フレンズ」(曲名違ってたらごめんなさい)での彼のアドリブが大好きです。盤名とか正確に書いてなくてすみません。
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No.164 Re:はじめまして!
投稿者---25-25(2001/12/17 16:05:28)

すばやいレス、ありがとうございます!ゲッツに参加してるころのではカーネギーのライブは持ってますけど、

>そんな親しみやすい曲もやってるんですね。聴いてみようと思います。最新作の、ゲイツ・ノーボ・バグス・ジャイダーに捧げたヤツとか、clのエディ・ダニエルズとやったグッドマン曲集みたいのが僕にとっては入りやすくて良く聴いてます。

カーネギーのライブは、なんという盤ですか?ぜひ聴いてみたいです。それから、エディ・ダニエルスとの競演盤、僕も持ってます。あれもなかなかいいですよね。テリー・ギブス、フェルドマン、等々のバトル・セッションぜひ聴きたい!盤名、レーベルお分かりでしたら教えて下さい。
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No.167 Re:はじめまして!
投稿者---TAKUYA(2001/12/17 17:01:19)

こんにちわ。

>カーネギーのライブは、なんという盤ですか?ぜひ聴いてみたいです。

ゲッツ・ジルベルト#2の事でしょうか?フランスのライブ盤はCD化されているのでしょうか。この時代のものであれば赤松さんのウェブに紹介されている「ノーバデイ・エルス・バット・ミー」もお勧めします。ミルト・ジャクソンはあまり興味ないのですが、もしもこの1枚というお勧めがあれば教えてください。
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No.171 Re:はじめまして!
投稿者---25-25(2001/12/17 18:04:41)

はじめまして、25-25です。

>フランスのライブ盤はCD化されているのでしょうか。

「Getz in Paris」は85年頃にアナログ盤で買って持っているんですが、当時はCD化はされていなかったと思います。その後、CDになったかどうかわかりませんが同時期の同じVerve盤の「Sweet Rain」がCDになってますから、あるかもしれませんね。メンバーは、Getz,Burton,それにSteeve Swallow(b), Roy Haynes(ds)。Royのドラムが快調です。見つけたら、「買い」だと思います。

>ミルト・ジャクソンはあまり興味ないのですが、もしもこの1枚というお勧めがあれば教えてください。

やはりボク的には、Ray Brownとの双頭リーダーの「Much in common」(Verve)がイチオシ。マリオン・ウィリアムズという知られざるゴスペル・ヴォーカルもfeatureされていて、とても好きな1枚です。
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No.175 Re:はじめまして!
投稿者---赤松敏弘(2001/12/18 00:27:48)

TAKUYA君こんばんわ。久し振りですね。

>>カーネギーのライブは、なんという盤ですか?ぜひ聴いてみたいです。
>ゲッツ・ジルベルト#2の事でしょうか?

補足しますね。タイトルはGETZ/GILBERTO #2 でCDはボーナストラックが付いてるので「+5」というところまでタイトルに入れられてますね(笑)。なかなか共演しないゲッツ/ジルベルトと言うくらい共演しているトラックが少ない不思議なアルバムです。僕はゲイリーもジョアンも好きだからひと粒で二度美味しいんですが、、、

>フランスのライブ盤はCD化されているのでしょうか。

これは今の所出た形跡がありませんね。原盤がフランス・ヴァーヴなので米ヴァーヴと少し仕組みが違うのりでしょう。エーデルワイズやってましたね。ゲッツは若手を紹介する時にソロをやらせていました。リッチー・バイラークが日本に来たときもリッチーにソロピアノでアピールさせてましたね。
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No.179 Re:はじめまして!
投稿者---25-25(2001/12/18 10:57:17)

レス有難うございます。

>補足しますね。タイトルはGETZ/GILBERTO #2 でCDはボーナストラックが付いてるので「+5」というところまでタイトルに入れられてますね(笑)。なかなか共演しないゲッツ/ジルベルトと言うくらい共演しているトラックが少ない不思議なアルバムです。僕はゲイリーもジョアンも好きだからひと粒で二度美味しいんですが、、、

「ゲッツ/ジルベルト」っていうのは昔から、あるのは知っていながらパスっていたアルバムだったんですが、灯台元暗しでしたねぇ・・。今度買います!それから、「Getz in paris」なんですが、Steeve Swallow のベースの音が殆ど聞き取れません。録音マイクの故障でもあったんでしょうか?
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●ヴィクター・フェルドマンについての投稿
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No.185 Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/19 01:46:34)

いや、このサイトはマニアックな方がたくさん書き込みされていて、面白いですね!ボクもジャズ歴は20年なんですが、まだまだだなぁと思います。このBBSでは余り話題に上らないようですが、Victor Feldmanというvibeman、ピアノと両刀なので割を食ってるかもしれませんが、僕は大好きなんです。

まず、なんといってもLa Faroとやってる「The arrival of Victor Feldman」これの「Bebop」という曲、初めて聴いた時、間違ってプレーヤーを45回転で回したのか思うくらいの急テンポで、度肝を抜かれました。それから、「It`s a wonderful world」(Vee Jay)、「On vibes」なんかも好きですね。「Merry olde soul」(Riverside)もなかなかだし、Jasmineから出てるLondon録音のbig bandものも悪くないんだが、70年代以降のfusionに手を染めたものは、ちょっといただけない。

Feldmanって、なんというか自然にスウィング感がかもし出されてくるようで、理屈ぬきで楽しめるんです。(vibeの技術的なことはよくわかりませんが)あるジャズ批評家曰く、「こんなによくスウィングするイギリス人、見た事無い!」どなたか、他のFeldmanの好アルバムご存知ないですか?
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No.186 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---新谷(2001/12/19 02:56:20)

>いや、このサイトはマニアックな方がたくさん書き込みされていて、面白いですね!ボクもジャズ歴は20年なんですが、まだまだだなぁと思います。

私はまだ10年そこそこですがフェルドマンには注目していました。多才な方ですよね。

>どなたか、他のFeldmanの好アルバムご存知ないですか?

ヴィクター・フェルドマンは14才でデビューした多才な音楽キャリアを持つ人ですね。イギリスからウエストコーストに移って数え切れないほどのステジオワークを多種多様な音楽に渡って残しています。ヴァイビストという一面に限定しますとフェルドマンのリーダー作は近年あまり発売されていませんがセッションものは数多く出ています。全編ではなくオムニバス式に参加したものの例をあげると「ダブル・ドウズ・オフ・ソウル/ジェームス・クレイ」「ザ・チャント/サム・ジョーンズ・プラス・テン」「コンプリート・リバーサイド&コンテポラリー・レコーディングス/ソニー・ロリンズ」(いづれもビクター)等。

一般に有名なのは何と言ってもマイルス・デイビスとの共演。こちらはピアニストとして「ブルー・マイルス/マイルス・デイビス」「クァイエット・ナイト/同」(いづれもソニー)に残っています。ハービー・ハンコックにマイルスが「奴がお手本だ」と言ったのは有名な逸話でしたね。アレンジャー、コンポーザーとしてはLAのフュージョンをリードするスタジオ・ミュージシャンとして一目置かれています。それだけミュージシャンとして多才な才能の持ち主である事はヴァイブという楽器が音楽要素(リズム楽器、コード楽器、メロディー楽器)全てを兼ね備えていたからでしょう。

25-25さんはオーソドックスな演奏をお好みのようですね。
私は新しくても古くても一人のミュージシャンが辿る変遷をチェスのように楽しむのが好きなもので、イギリス盤のビッグバンドもLAフュージュンも楽しんでいます。無節操なのかもしれませんが(笑)。たしか旧版でフェルドマンの話題が盛り上がっていたような記憶があります。もっと詳しい方からの情報が来るのではないでしょうか。お邪魔致しました。
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No.189 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/19 08:58:43)

>ヴァイビストという一面に限定しますとフェルドマンのリーダー作は近年あまり発売されていませんがセッションものは数多く出ています。全編ではなくオムニバス式に参加したものの例をあげると「ダブル・ドウズ・オフ・ソウル/ジェームス・クレイ」「ザ・チャント/サム・ジョーンズ・プラス・テン」「コンプリート・リバーサイド&コンテポラリー・レコーディングス/ソニー・ロリンズ」(いづれもビクター)等。一般に有名なのは何と言ってもマイルス・デイビスとの共演。こちらはピアニストとして「ブルー・マイルス/マイルス・デイビス」「クァイエット・ナイト/同」(いづれもソニー)に残っています。ハービー・ハンコックにマイルスが「奴がお手本だ」と言ったのは有名な逸話でしたね。

マイルスとの共演というと、「Seven steps to heaven」くらいかと思っていたら、結構あるんですね。もう一度聴きなおしてみます。マイルスも、きっと「やるじゃん、コイツ!」って思ってたんでしょうね!
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No.191 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---yoichi(2001/12/19 22:11:54)

>>ヴァイビストという一面に限定しますとフェルドマンのリーダー作は近年あまり発売されていませんがセッションものは数多く出ています。

Victor Feldmanのリーダー作ですが、73年の「ユアー・スマイル」が今年再発されていましたよ。
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No.196 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/20 01:26:34)

>Victor Feldmanのリーダー作ですが、73年の「ユアー・スマイル」が今年再発されていましたよ。

あ、これは最近ゲットしました!Tom Scottなんかとやってるから、どうせフュージョンだんべ、と思ったんですが「まあ一応Feldmanのリーダー作だから」と気を取りなおして買って聴いたところ、期待しなかった割には悪くなかったです。
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No.216 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/20 15:32:30)

>こちらはピアニストとして
>「ブルー・マイルス/マイルス・デイビス」「クァイエット・ナイト/同」(いづれもソニー)に残っています。

「Quiet night」は持ってるんですが(「Seven steps to heaven」と同メンバーで翌日録音のが1曲入ってるんですよね)、「ブルー・マイルス」とは??「ブルー・ヘイズ」じゃないですよね。JAZZ批評のマイルスのdiscographyをみても、のっていない。「ブルー・ムーズ」に参加してるのは、Teddy Charlesだし。。。。(余談ですが、ボクの持っているFantasy盤の「Blue Moods」、青い色のカラーレコードです)
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No.217 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---梶本(2001/12/21 00:13:32)

こんばんわ。ヴィクター・フェルドマンというと僕はLAリズムセクションの頃の印象がリアルタイムで残っています。フェルドマンに関して知ってる事を追記します。

>>「ブルー・マイルス/マイルス・デイビス」

これはオムニバスもので昔のアルバムからの抜粋ですよ。

>>「クァイエット・ナイト/同」(いづれもソニー)に残っています。
>「Quiet night」は持ってるんですが(「Seven steps to heaven」と同メンバーで翌日録音のが1曲入ってるんですよね)、

まずヴァイビストとしての彼のセッションが聴けるCDについて追加情報です。近年もので量販店での入手が可能と思えるものを抜粋しました。「コンテンポラリー・リーダー+3/ソニー・ロリンズ」オリジナル盤では1曲の参加でしたがCDでは参加曲の別テイクがボーナストラックとして加わりました。「ケッセル・プレイズ・カルメン/バーニー・ケッセル」録音データを見ると2曲に参加しています。

次にピアニストとして参加したアルバムで2001年に再発されたものを。「クワイエット・ナイト+1/マイルス・デイビス」面白い事に今年再発の同アルバムはボーナストラックが1曲追加されると共にミュージシャン・クレジットにハービー・ハンコックの名前が登場します。恐らくボーナストラックはハービーなのでしょう。この二人を1枚のアルバムで聞き比べ出来るのは興味深いので見つけたら買いですね。

「ディレクションズ/マイルス・デイビス」これは「セブン・ステップ・トゥ・ヘヴン/マイルス・デイビス」からの抜粋トラックのみ。「カリフォルニア・クッキン/ペッパー・アダムス」バリトン・サックス奏者アダムスの1983年録音。「モア・オブ・ザ・グレート/ロレツ・アレキサンドリア」女性ヴォーカリスト、アレキサンドリア、1964年録音。
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No.219 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/21 02:05:27)

レス、ありがとうございます。

>>>「ブルー・マイルス/マイルス・デイビス」
>これはオムニバスもので昔のアルバムからの抜粋ですよ。

そうですか、それならナットク!

>「コンテンポラリー・リーダー+3/ソニー・ロリンズ」

これは持ってます(昔の、ボーナスなしの盤ですが)

>「ケッセル・プレイズ・カルメン/バーニー・ケッセル」

以前、友人が持っているのを聴かせてもらった事があるんですが、Feldmanが参加してるとはしりませんでした。もう一度借りてCD-Rにダビングしようっと!

>「カリフォルニア・クッキン/ペッパー・アダムス」バリトン・サックス奏者アダムスの1983年録音。

Pepper Adamsもmy favourateなので、これもほしいですね!

>「モア・オブ・ザ・グレート/ロレツ・アレキサンドリア」女性ヴォーカリスト、アレキサンドリア、1964年録音。

ええっ!?このアルバムは大好きな盤の一つで、Angel eyesの入ってるB面なんか盤がすりきれるくらい聴いたんですが、ピアノはWinton Kellyだけかとおもってましたが。それとも先月復刻されたCDでは、Feldmanとのセッションも追加になったんですか?だったら、これも買わなきゃ!ったく、もう〜・・・
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No.222 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---赤松敏弘(2001/12/21 07:34:13)

>>「モア・オブ・ザ・グレート/ロレツ・アレキサンドリア」女性ヴォーカリスト、アレキサンドリア、1964年録音。
>ええっ!?このアルバムは大好きな盤の一つで、Angel eyesの入ってるB面なんか盤がすりきれるくらい聴いたんですが、ピアノはWinton Kellyだけかとおもってましたが。それとも先月復刻されたCDでは、Feldmanとのセッションも追加になったんですか?だったら、これも買わなきゃ!ったく、もう〜・・・

大変ですねぇ。。(笑)。新譜よりも再発ものが売れるというジャズの現状に複雑な感じも持ちますが、歴史が長いから量と比重でみると納得かも。このアルバムに関して手元に資料がありましたので補足します。もしもこれが1964年ロスで録音されたものであれば、僕の資料にもフェルドマンとケリーの二人がピアニストとしてクレジットされています。カタログナンバーはUCCI-9062。Impulse原盤です。ただし、同じ64年ロス録音で「モア・オブ・ザ・グレート/ロレツ・アレキサンドリア」というアルバムがUCCI-9063として再発されています。こちらはウイントン・ケリーのみ。
「ザ・グレート」のメンバーはバド・シャンク(fl)ポール・ホーン(sax,fl)ウイントン・ケリー、ヴィクター・フェルドマン(p)レイ・クロフォード(g)アル・マッキボン、ポール・チェンバース(b)ジミー・コブ(ds)です。「モア・・・・」のほうはホーンとフェルドマンの抜けたクァルテットになっています。これは想像ですが、アレンジされたもの(つまりスコアリングされた曲)はフェルドマンのような初見に強いミュージシャンが担当し、ラフにグルーヴを重視するものはケリー、、、とセッションを分けたのではないでしょうか。これは今でもスタジオワークとしてよくある事です。
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No.231 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---25-25(2001/12/22 01:28:02)

赤松さん、今晩は。私のような、ワケの解ってない新参者のカキコにも丁寧にレスをつけていただきまして、感謝、感謝です。このボードが大変にぎわってるのも、店主殿の度量によるところが大きいと思います!

>このアルバムに関して手元に資料がありましたので補足します。もしもこれが1964年ロスで録音されたものであれば、僕の資料にもフェルドマンとケリーの二人がピアニストとしてクレジットされています。カタログナンバーはUCCI-9062。Impulse原盤です。ただし、同じ64年ロス録音で「モア・オブ・ザ・グレート/ロレツ・アレキサンドリア」というアルバムがUCCI-9063として再発されています。こちらはウイントン・ケリーのみ。「ザ・グレート」のメンバーはバド・シャンク(fl)ポール・ホーン(sax,fl)ウイントン・ケリー、ヴィクター・フェルドマン(p)レイ・クロフォード(g)アル・マッキボン、ポール・チェンバース(b)ジミー・コブ(ds)です。「モア・・・・」のほうはホーンとフェルドマンの抜けたクァルテットになっています。

私の持っている「More of・・・」はImpulseの2nd pressもので、stereo A-76と記載されています。やはり、without Feldmanです。今でている復刻CDは9063番で、やはりピアノはケリーのみでボーナスの追加もありません。手持ちの「The great」を見てみると、Feldmanは3曲に参加。すると9062番は「The great」のこと??(私の所蔵する「The great」は、18年ほど前にMCAから再発されたもので、オリジの番号は不明です。)しかし18年間も所持していながら気付かなかったとは、Feldmanフリークとしては忸怩たるものがありますねぇ。。。>(*oT)<

>これは想像ですが、アレンジされたもの(つまりスコアリングされた曲)はフェルドマンのような初見に強いミュージシャンが担当し、ラフにグルーヴを重視するものはケリー、、、とセッションを分けたのではないでしょうか。これは今でもスタジオワークとしてよくある事です。

Feldmanと言う人、ほんとに器用になんでもこなす人だったようですが、その器用さゆえに、ある意味では大をなさなかったのかも・・・。しかしながら、エポックメーキングな意味では目だった業績を残さなかったにせよ、この「最高にスウィングする」英国人、Victor Feldmanの私の心の中での地位はいささかも揺るぎません!
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No.232 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---陽子(2001/12/22 03:03:41)

Victor Feldman。とても懐かしいお名前があるので書き込みさせて下さい。

>器用さゆえに、ある意味では大をなさなかったのかも・・・。しかしながら、エポックメーキングな意味では目だった業績を残さなかったにせよ、この「最高にスウィングする」英国人、Victor Feldmanの私の心の中での地位はいささかも揺るぎません!

25−25さん、赤松さんこんばんは。
Victor Feldmanがビブラフォン奏者だと初めてこの掲示板で知りました。私の思い出のFeldmanは、今から17,8年前になりますか、当時小学生の私は毎朝TBSのお天気カメラで全国の街の天気と風景を眺めてから学校へ行くのが日課でした。行った事もない街、知らない街や風景に憧れていたのでしょう。学校までの道程は、何度もそのバックに流れていた曲を繰り返し歌いながら行ったものです。どうしても気になって母に頼んでTBSに電話で問い合わせてもらったところ、「With Your Love」という曲で「LAリズムセクションのVIVA Fiesta」(だったと思います)というアルバムに入っています、、との解答でした。早速LPを買いに行きました。そしてそれは Victor Feldmanのリーダー作だったのです。ダイアン・リーヴス(vo)なんかも入っていたように記憶します。ジャズでもビブラフォンでもありませんが、私にとって Victor Feldmanはその頃の淡い思い出と共に今でも輝いています。CD化されているのを見つけたら買ってみようと思います。では。
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No.237 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---赤松敏弘(2001/12/23 03:02:00)

>私の思い出のFeldmanは、今から17,8年前になりますか、当時小学生の私は毎朝TBSのお天気カメラで全国の街の天気と風景を眺めてから学校へ行くのが日課でした。行った事もない街、知らない街や風景に憧れていたのでしょう。学校までの道程は、何度もそのバックに流れていた曲を繰り返し歌いながら行ったものです。

この曲知ってますよ。タララ、タンタラターティラー・・分からないっか(笑)。僕もTBSのお天気カメラ見てましたもの。でもあの頃は殆ど徹夜明け、酷い時には午前様(ホントの午前帰り)でした。寝る前に付けてたテレビから流れてましたよ。懐かしい。当時中野に「いもはうす」というライブハウスがあって、そこに出演してた時に流れてたので「これ、何?」ってLPを見せてもらった。そして翌日買った(笑)。

>ジャズでもビブラフォンでもありませんが、私にとって Victor Feldmanはその頃の淡い思い出と共に今でも輝いています。CD化されているのを見つけたら買ってみようと思います。

貴重な思い出話しありがとう。僕もきっと今これを聞くとその頃を思い出します。音楽ってとても個人的な理由で記憶に焼き付く事があるから楽しいです。僕らの曲もその内にそうなってくれると嬉しいな。
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No.236 Re:Viva, Victor Feldman!
投稿者---赤松敏弘(2001/12/23 02:52:21)

>赤松さん、今晩は。私のような、ワケの解ってない新参者のカキコにも丁寧にレスをつけていただきまして、感謝、感謝です。

とんでもない。いつも情報ありがとうございます。ここに来られる皆さんが熱心だし、情報交換する場所は少ないし、それに僕自身とってもためになります。プロとは言え知らない事も多いですから。僕一人では答えられない質問も皆さんの協力に力強く助けられています。スタイルや趣向は異なってもひとつの楽器で論議も援助も出来るなんて楽しいじゃないですか。

>このボードが大変にぎわってるのも、店主殿の度量によるところが大きいと思います!

照れます。でもありがとう。

>私の持っている「More of・・・」はImpulseの2nd pressもので、stereo A-76と記載されています。やはり、without Feldmanです。今でている復刻CDは9063番で、やはりピアノはケリーのみでボーナスの追加もありません。手持ちの「The great」を見てみると、Feldmanは3曲に参加。すると9062番は「The great」のこと??(私の所蔵する「The great」は、18年ほど前にMCAから再発されたもので、オリジの番号は不明です。)しかし18年間も所持していながら気付かなかったとは、Feldmanフリークとしては忸怩たるものがありますねぇ。。。>(*oT)<

「ザ・グレート」に関してですが、カタログナンバーはUCCI-9062です。「モア・・」が9063ですね。復刻盤はいづれも今年発売されています。念のために曲名を添えます。これで別トラックがあるかどうか分かりますね。1.ショウ・ミー 2.恋したことはない 3.サテイドール 4.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ 5.虹のかなたに 6.時間通り教会へ 7.ベスト・イズ・イェット・トゥ・カム 8.アイブ・グロウン・アカストムド・トウ・ヒズ・フェイス 9.ギブ・ミー・ザ・シンプル・ライフ 10.アイル・スルー・ウィズ・ラブ(資料は全編カタカナ表記の為そのまま)

>>これは想像ですが、アレンジされたもの(つまりスコアリングされた曲)はフェルドマンのような初見に強いミュージシャンが担当し、ラフにグルーヴを重視するものはケリー、、、とセッションを分けたのではないでしょうか。これは今でもスタジオワークとしてよくある事です。
>Feldmanと言う人、ほんとに器用になんでもこなす人だったようですが、その器用さゆえに、ある意味では大をなさなかったのかも・・・。しかしながら、エポックメーキングな意味では目だった業績を残さなかったにせよ、この「最高にスウィングする」英国人、Victor Feldmanの私の心の中での地位はいささかも揺るぎません!

フェルドマンは本当に多才なミュージシャン・オブ・ミュージシャンだと思います。スタジオミュージシャンという言葉はジャズではやや安易なプレーヤーというイメージを持つ方もいらっしゃいますが、マイルスからポップスまで通用する音楽性を兼ね備えたアーチストはそうざらに居ません。評論する方の中にはスタジオやフュージョン、ポップスを手掛けるというだけで「ジャズを捨てた裏切り者」呼ばわりする事もありますが、これは間違い。どのような音楽にも溶け込める感受性豊かなミュージシャンという超越した存在を認知出来ないのだと思います。スタジオミュージシャンと言っても様々です。
自分が信ずるものだけがジャズだなんて窮屈な事を言ってる人をフェルドマンは軽く超えてしまったのでしょうね。
音楽に国境はある! 但し垣根は無い。。僕はそう思います。

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掲示板 Archive・ヴァイブ奏者の話題いろいろ−その2
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掲示板で話題になったヴィブラフォン奏者の投稿記録です。
その2に登場するのは

●ドン・エリオット、●ファッツ・サディ、●テディー・チャールス、●ボビー・ハッチャーソン、●ロイ・エアーズ、●フランク・リコッティー、そしてマレットメーカーGOOD VIBESの話しも。
貴重な意見や情報に感謝!

ジャズヴァイブに触れるなら一度は聞いてみたいミュージシャンばかり。
それにしてもみなさん、本当に詳しい!

2008年10月/赤松敏弘



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●ドン・エリオットについての投稿
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No.233 Don Elliot(vib)について
投稿者---25-25(2001/12/21 09:12:57)

先日Bill Evans と Don Elliotの Duo盤(56,57年録音)を買って聴いたんですが、私家盤の初CD化ということもあってか録音状態もイマイチで、ElliotのVibeも、このサイトでどなたかが言ってた「ガッキンゴッキン」vibeのように思いました。この人、vibe奏者としての評価はどうなんですか?
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No.235 Re:Don Elliot(vib)について
投稿者---梶本(2001/12/23 00:58:14)

>先日Bill Evans と Don Elliotの Duo盤(56,57年録音)を買って聴いたんですが、私家盤の初CD化ということもあってか録音状態もイマイチで、ElliotのVibeも、このサイトでどなたかが言ってた「ガッキンゴッキン」vibeのように思いました。この人、vibe奏者としての評価はどうなんですか?

ドン・エリオットについて手元にあるデータでは参加したアルバムの事しかわかりませんが、参考までに。とにかく多才に1950年代後半を駆け巡った人である事に疑いありませんね。「スペシャル・デリバリー/ジャネット・ブレイス」(1956年録音)女性ボーカリスト、ブレイスのこのアルバムでエリオットはアレンジ、メロフォン、ヴァイブ、トランペットを担当しています。「バイブレーションズ/カル・ジェイダー&ドン・エリオット」(1952,53,54年録音)なんと、あのカルとの共演盤がありました。ハンク・ジョーンズやロイ・ヘインズも参加。これは聞いてみたいですね。エリオットはメロフォン、ヴァイブ、トランペットを担当。「ジョー・ピューマ」(1954年録音)ギタリスト、ピューマのアルバムにはヴァイブのみで参加しています。「ドン・エリオット・シングス」(1955年録音)これは何とボーカリストとしてのアルバム。多才な人なのでしょう。「テンダリー/ビル・エバンス&ドン・エリオット」(1956,57年録音)25-25さんがお求めのアルバムはこれですね。エバンスとのデュオが聞いてみたいような、、、、、。実際に聞いたわけではないのでヴァイビストとしての評価はひかえさせて頂きます(笑)。
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No.239 Re:Don Elliot(vib)について
投稿者---赤松敏弘(2001/12/23 03:09:51)

>実際に聞いたわけではないのでヴァイビストとしての評価はひかえさせて頂きます(笑)。
梶本さん、いつも詳細な情報をありがとうございます。残念ながら僕もDon Elliotについては詳しくないので感想を述べる事が出来ません。どなたか御存知でしたら是非宜しく!
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●GOOD VIBESについての投稿
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No.254 GOOD VIBES 
投稿者---u6n-t0e(2001/12/30 00:38:53)

こんばんは、いつも楽しくVIBRAPHONE CONNECTIONを拝見しています。今夜は大発見があったので初めてカキコさせていただきます。
アルバム「FIESTA/VictorFeldoman」を今日叔父が喫茶店をやめる時にコピーしたLPの中から見つけました。早速聞いたらすっごく気に入りました!縮小コピーのジャケットを見ますと このアルバムはGOOD VIBES PRODUCTIONによる制作で1984年の7−8月にハリウッドのGOOD VIBES STUDIOで録音されたとあります。するとマレットのGOOD VIBESってFeldomanの会社って事なのですか?Chuck Mangione(fh)、Dianne Reeves(vo)に加えてChick Coreaまで入ってるアルバムを作るくらいの人だからあり得るのかも?
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No.259 Re:GOOD VIBES 
投稿者---yasu(2001/12/30 15:16:10)

こんにちは、yasuです。
>するとマレットのGOOD VIBESってFeldomanの会社って事なのですか?Chuck Mangione(fh)、Dianne Reeves(vo)に加えてChick Coreaまで入ってるアルバムを作るくらいの人だからあり得るのかも?

GOOD VIBESがFELDOMANの会社かどうかは別として、同じカリフォルニアにあるだけに気になりますね。私もGOOD VIBESを愛用していますよ。
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No.271 Re:GOOD VIBES 
投稿者---赤松敏弘(2002/01/01 00:35:20)

>>するとマレットのGOOD VIBESってFeldomanの会社って事なのですか?Chuck Mangione(fh)、Dianne Reeves(vo)に加えてChick Coreaまで入ってるアルバムを作るくらいの人だからあり得るのかも?
>GOOD VIBESがFELDOMANの会社かどうかは別として、同じカリフォルニアにあるだけに気になりますね。私もGOOD VIBESを愛用していますよ。

u6n-t0eさん、yasuさん、明けましたね。今年も宜しく。年越しのレスになってしまいましたが、GOOD VIBESはイリノイ州じゃなかったっけ?そうなると、楽しい憶測に水を差してしまうけど、ね?
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●ファッツ・サディについての投稿
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No.256 謎のヨーロピアンヴァイビスト?
投稿者---菅野(2001/12/30 01:37:23)

こんばんわ、菅野と申します。質問です。先日フランスの友人からケニー・クラークの特集のCDーRをもらったのですが、その中でMJQと同じ編成でとても軽快にスイングするバンドがありました。4曲抜粋されていまして NIGHT LADYと言うワルツ、Goodbye(MJQで有名なバラード)、All of You、GAMAL SADYIN EMというブルース。曲名とドラムがケニーであることしか分からないのですが、もしもどなたかこのバンドの事をご存知でしたら教えて下さい。古い録音なのですが、最初のワルツでは恐らく赤松さんのクリニックにあるベンド奏法と思われるものも聞かれてとても斬新な演奏です。とにかく凄く上手い! ファンは中速、マレットは2本です。
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No.257 Re:謎のヨーロピアンヴァイビスト?
投稿者---yasu(2001/12/30 14:52:58)

>曲名とドラムがケニーであることしか分からないのですが、もしもどなたかこのバンドの事をご存知でしたら教えて下さい。

詳しくはわかりませんがクラーク・ボーランのビッグバンドでヴァイブを聞いた事があるのでその人じゃないでしょうか。

>古い録音なのですが、最初のワルツでは恐らく赤松さんのクリニックにあるベンド奏法と思われるものも聞かれてとても斬新な演奏です。とにかく凄く上手い! ファンは中速、マレットは2本です。

聞いてみたいですね!
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No.264 Re:謎の・・・Fat Sadi!!
投稿者---Rey(2001/12/31 01:29:49)

>>曲名とドラムがケニーであることしか分からないのですが、もしもどなたかこのバンドの事をご存知でしたら教えて下さい。
>詳しくはわかりませんがクラーク・ボーランのビッグバンドでヴァイブを聞いた事があるのでその人じゃないでしょうか。
>>古い録音なのですが、最初のワルツでは恐らく赤松さんのクリニックにあるベンド奏法と思われるものも聞かれてとても斬新な演奏です。とにかく凄く上手い! ファンは中速、マレットは2本です。
>聞いてみたいですね!

Fat Sadi!!
それは恐らくファッツ・サディでしょう。そしてピアノはフランシー・ボーラン。1966年にジャズ評論家としてお馴染みのヨアヒム・E・べーレントがプロデュースした「ENSADINADO」。MPSと言う一世を風靡したレーベルから出てましたね。
いやー、懐かしいアルバムだなぁー。僕もサディは大好きです。とにかくパワフルでテクニシャン。何かのライナーで読んだ記憶では1920年代の生まれでジャンゴ・ラインハルトのラストレコーディングにも参加しているとか。クラーク、ボーラン・ビッグバンドへの参加もありと、、、。残念ながらCD化は不明ですが、絶対お薦めのヴァイビストです。
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No.266 Re:謎の・・・Fats Sadi!!
投稿者---yasu(2001/12/31 13:18:15)

>Fat Sadi!! それは恐らくファッツ・サディでしょう。そしてピアノはフランシー・ボーラン。

あーーーーーーーー!!!! それ!!! それですよ。スペルはFats Sadiでしたよね。

>1966年にジャズ評論家としてお馴染みのヨアヒム・E・べーレントがプロデュースした「ENSADINADO」。MPSと言う一世を風靡したレーベルから出てましたね。

持ってますよ(←でもLPだから今は聞けない)、無ッ茶ご機嫌な演奏。コアな人しか知らないと思っていたら案外多いんですね。
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No.272 Re:何時の間にかFats Sadi!!
投稿者---赤松敏弘(2002/01/01 00:44:12)

>>Fat Sadi!! それは恐らくファッツ・サディでしょう。そしてピアノはフランシー・ボーラン。
>あーーーーーーーー!!!! それ!!! スペルはFats Sadiでしたよね。
>>1966年にジャズ評論家としてお馴染みのヨアヒム・E・べーレントがプロデュースした「ENSADINADO」。MPSと言う一世を風靡したレーベルから出てましたね。
>持ってますよ(←でもLPだから今は聞けない)、無ッ茶ご機嫌な演奏。コアな人しか知らないと思っていたら案外多いんですね。

おやおや、僕もファッツ・サディ洩ってます。するとコアなのかなぁーーー(笑)。でも力説されるように僕も魅力を感じます。ヴァイブという楽器はメタリックでとてもクールなイメージがありますが、ホットでクールなプレイのお手本のような人と深く脳裏に焼き付いています。
しかしちょっと不在すると話題が変わってるので焦るなぁ。。知ってて良かった!(笑)
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No.318 Re:謎の・・・Fats Sadi!!
投稿者---Rey(2002/01/02 17:20:54)

>>Fat Sadi!!
>スペルはFats Sadiでしたよね。

しっ、失礼!御指摘ありがとう。

>持ってますよ(←でもLPだから今は聞けない)、無ッ茶ご機嫌な演奏。コアな人しか知らないと思っていたら案外多いんですね。

MJQと同じ編成なのに軽快!ミルト・ジャクソンもMJQ以外は好きなものもありますが(MJQ=ミルト・ジャクソン・窮屈なんて皮肉を見たことがある)、ジャクソン節が鼻につく僕なんかでも気持ち良くさせてくれる。もういないだろうな、生きてると今年何歳?
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No.322 Re:謎の・・・Fats Sadi!!
投稿者---ko-suke(2002/01/03 01:50:39)

>MJQと同じ編成なのに軽快!ミルト・ジャクソンもMJQ以外は好きなものもありますが(MJQ=ミルト・ジャクソン・窮屈なんて皮肉を見たことがある)、ジャクソン節が鼻につく僕なんかでも気持ち良くさせてくれる。
>もういないだろうな、生きてると今年何歳?

はじめまして。ヨーロッパ、特にMPSとECM、Enja初期のジャズが好きな学生です。ヴァイブではゲイリー・バートン、デイヴ・フリードマン、グンター・ハンペルが好きです。
ファッツ・サディって後年痩せて「ファッツ」を外したんじゃなかったですか?実はラッキー・トンプソンというヨーロッパのベテラン・サクソフォンプレーヤーの「SONGBOOK IN EUROPE」(MPS)にSadi(vib&conga)のクレジットがあります。このメンバーが凄くて、ベルギージャズシーンを代表するギタリスト ルネ・トーマス、後のECMを代表するべーシスト エバーハード・ウェーバー、オルガンにイングフリート・ホフマン、ドラムがスチュー・マーティン、そしてサディ。録音は1969年3月でMPSとくれば、ファッツ・サディのことだと思います。残念ながら他の書きこみにあるイギリスのフランク・リコッティーな謎です。
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No.341 Re:謎の・・・Fats Sadi!!
投稿者---oku(2002/01/06 16:33:28)

>MJQと同じ編成なのに軽快!ミルト・ジャクソンもMJQ以外は好きなものもありますが(MJQ=ミルト・ジャクソン・窮屈なんて皮肉を見たことがある)、ジャクソン節が鼻につく僕なんかでも気持ち良くさせてくれる。

私もミルト・ジャクソンはMJQ以外の奔放なプレイが好きです。ジャクソン節は鼻につきませんが(笑)MJQは音楽がスクエア—な感じで好きになれなかった。今聞くと一種の流行音楽が経年した時の印象と似ているように思います。ファッツ・サディはフランシー=ボーランで聞いたことがあります。当時私はレム・ウェンチェスターが好きでしたが、この人は大変馴染みやすかったと記憶します。おっしゃる様にスイングでありながら随所に革新的なニアンスを聞かせてくれます。バックがもっと斬新なサウンドを出せば(演奏する曲かもしれませんが)多大な注目を集めたと思います。
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●テディー・チャールスについての投稿
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No.261 Teddy Charles
投稿者---yasu(2001/12/30 15:35:26)

こんにちは。たくさんカキコがあるので長年さがしている盤の質問をしまーす。あまり登場しないTeddy Charlesに今ごろハマっていますが、彼のTentetでのアルバムで「リディアンM−1」が入ったものを探しています。かなり古い盤なので再発されているようでしたらお買い求めのお店も教えてください。よろしくお願い致します。
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No.262 Re:Teddy Charles
投稿者---25-25(2001/12/31 00:09:02)

こんばんは、25-25です。ハッチャーソンのカキコへのレス有難うございました。70年代のもの、さがしてみます!

>あまり登場しないTeddy Charlesに今ごろハマっていますが、彼のTentetでのアルバムで「リディアンM−1」が入ったものを探しています。かなり古い盤なので再発されているようでしたらお買い求めのお店も教えてください。よろしくお願い致します。

Atlantic盤の「the Teddy Charles tentet」のことだと思いますが、アナログで持っています。16年ほど前、新宿2丁目の「八月社」という中古屋で買ったんですが、2nd press ものだと思うんですが結構高かった(8千円位)記憶があります。その店、ボルので有名と、あとで聞きました。「Lydian M1」はb面最後の曲。CD化されてるかどうかは?ですが、多分されてないのでは?
あと、Teddy Charles のリーダー作としては、「Collaboration west」(prestige,1953)を持ってますが、これも輸入盤のLPでCDになってるかどうかは不明。メンバーは、Shorty Rogers(tp) Jimmy Juffre(ts) Shelly Manne(ds)。この時代にしてはちょっと捻った実験的なアルバムで、ボクはコッチのほうがむしろ好きですが。
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No.263 Re:Teddy Charles
投稿者---25-25(2001/12/31 00:25:19)

>あと、Teddy Charles のリーダー作としては、「Collaboration west」(prestige,1953)を持ってますが、これも輸入盤のLPでCDになってるかどうかは不明。メンバーは、Shorty Rogers(tp) Jimmy Juffre(ts) Shelly Manne(ds)。この時代にしてはちょっと捻った実験的なアルバムで、ボクはコッチのほうがむしろ好きですが。

すみません、ベースが抜けてました。(^^) Curtis Counceです。
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No.268 Re:Teddy Charles
投稿者---yasu(2001/12/31 13:50:37)

こんにちは、yasuです。レスありがとうございます!

>こんばんは、25-25です。ハッチャーソンのカキコへのレス有難うございました。70年代のもの、さがしてみます!

gonsoloさんの書き込みがその核心に触れていましたよ。個人的には好きなのですが、好きでもいろんな見方があるものですね。

>>あまり登場しないTeddy Charlesに今ごろハマっていますが、彼のTentetでのアルバムで「リディアンM−1」が入ったものを探しています。かなり古い盤なので再発されているようでしたらお買い求めのお店も教えてください。よろしくお願い致します。
>Atlantic盤の「the Teddy Charles tentet」のことだと思いますが、アナログで持っています。16年ほど前、新宿2丁目の「八月社」という中古屋で買ったんですが、>2nd press ものだと思うんですが結構高かった(8千円位)記憶があります。その店、ボルので有名と、あとで聞きました。「Lydian M1」はb面最後の曲。CD化されてるかどうかは?ですが、多分されてないのでは?

ガクッ、、、、そうですか。今はターンテーブルがないのでCD一本です。フゥー。でもお陰様でタイトルが分かりましたのでショップのサーチにかけられます!気長に探してみますから。ありがとうございました。

>あと、Teddy Charles のリーダー作としては、「Collaboration west」(prestige,1953)を持ってますが、これも輸入盤のLPでCDになってるかどうかは不明。メンバーは、Shorty Rogers(tp) Jimmy Juffre(ts) Shelly Manne(ds)。この時代にしてはちょっと捻った実験的なアルバムで、ボクはコッチのほうがむしろ好きですが。

ご丁寧にお薦め盤まで!一緒に探してみます。ホントにありがとう!
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No.495 Teddy Charles
投稿者---25-25(2002/02/18 16:42:11)

こんにちは、25-25です。
Bethlehemから再発された、Teddy Charlesのライオネル・ハンプトンへのtribute盤ゲットしてきました。ズート・シムス、ボブ・ブルックマイヤー、ハンク・ジョーンズなどのサイドメンにも惹かれて、予定外の衝動買いをしてしまいました。
Teddy Charlesというと、AtlanticのTeddy Charles tentetのような実験的なイメージがどうしても強かったのですが、この盤では「スターダスト」や「サヴォイでストンプ」といったスタンダード曲を、それこそブルージーにやっていて好感が持てました。まあ、ライオネルへの追悼盤ということもあって、Teddyさんも抑えたんでしょうが。。内容的には、三ツ星〜三ツ星半くらいでしょうか。
CDのライナーを見ると、その解説者は日本でTeddy Charlesの流れを汲むvibistとして先般亡くなられた杉浦氏を挙げていました。(ライナーが書かれた時点では、もちろんまだ存命中だったとおもいますが)やまちゃんさんの初夢vibist競演には入っていなかったですが、やまちゃんのキャスティング、お聞きしたいですね。
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No.496 Re:Teddy Charles
投稿者---いしい(2002/02/19 22:36:03)

25-25さん、こんにちわ、いしいです。

>Bethlehemから再発された、Teddy Charlesのライオネル・ハンプトンへのtribute盤ゲットしてきました。ズート・シムス、ボブ・ブルックマイヤー、ハンク・ジョーンズなどのサイドメンにも惹かれて、予定外の衝動買いをしてしまいました。Teddy Charlesというと、AtlanticのTeddy Charles tentetのような実験的なイメージがどうしても強かったのですが、この盤では「スターダスト」「サヴォイでストンプ」といったスタンダード曲を、それこそブルージにやっていて好感が持てました。まあ、ライオネルへの追悼盤ということもあって、Teddyさんも抑えたんでしょうが。。内容的には、三ツ星〜三ツ星半くらいでしょうか。

これって店頭でよく見かけているような気がします。いつごろの録音なんですか?あと、「追悼」とありますが、ハンプトン氏はご健在だと思いますよ(演奏活動はしてないと思うが)。僕もテディ・チャールズ氏の代表作といえば、25-25さんがコメントされているアルバムとなんかで見た憶えがあります。こちらも未聴です。たまたま昨年買ったCDの中に、”Word From Bird”(アトランティック原盤)という彼のリーダー作がありました。6曲中2曲は大きな編成、残り4曲がカルテットというもので、カルテットのベースは何とミンガス。これしか聞いてないので彼自身に関してコメントはできませんが、上記カルテットではホーンライクで僕好みのアドリブと感じました。
>CDのライナーを見ると、その解説者は日本でTeddy Charlesの流れを汲むvibistとして先般亡くなられた杉浦氏を挙げていました。(ライナーが書かれた時点では、もちろんまだ存命中だったとおもいますが)
杉浦さんのプロフィールを拝見すると、1950年代に、高柳昌行氏(g)らと組んで活動されていたらしく、上記解説はそのグループでの活動を指しているのかもしれません(推測)
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No.497 Re:Teddy Charles
投稿者---25-25(2002/02/19 23:51:56)

いしいさん、こんばんは。

>>Teddy Charlesというと、AtlanticのTeddy Charles tentetのような実験的なイメージがどうしても強かったのですが、この盤では「スターダスト」「サヴォイでストンプ」といったスタンダード曲を、それこそブルージにやっていて好感が持てました。まあ、ライオネルへの追悼盤ということもあって、Teddyさんも抑えたんでしょうが。。内容的には、三ツ星〜三ツ星半くらいでしょうか。
>これって店頭でよく見かけているような気がします。いつごろの録音なんですか?あと、「追悼」とありますが、ハンプトン氏はご健在だと思いますよ(演奏活動はしてないと思うが)。

し、失礼しました!tributeではなく、salute to Hampというタイトルでした。「敬意を表する」ということでしょうか。確かに、そういえばハンプが亡くなったというのは、聞いていないが長年SJ誌を買っていないので、MODERN JAZZ GIANTSで、いったい誰が生き残っているのか、よくわかりません(笑)。あ、アルバムは'58年の録音です。
>たまたま昨年買ったCDの中に、”Word From Bird”(アトランティック原盤)という彼のリーダー作がありました。6曲中2曲は大きな編成、残り4曲がカルテットというもので、カルテットのベースは何とミンガス。これしか聞いてないので彼自身に関してコメントはできませんが、上記カルテットではホーンライクで僕好みのアドリブと感じました。
これは、所蔵しておりませんが、ぜひゲットしたいですね。そういえば、「Blue Moods/ Miles Davis」(Fantasy)でもTeddyとMingus共演していましたね。ドラムはElvin Jones。Easy livingやAlone togetherをモーダルな解釈でやっていて、当時としてはかなり異色のアルバムです。原盤はdebutなんですが、私の持ってるFantasyからの復刻盤は真っ青なカラーレコードです。

>>CDのライナーを見ると、その解説者は日本でTeddy Charlesの流れを汲むvibistとして先般亡くなられた杉浦氏を挙げていました。(ライナーが書かれた時点では、もちろんまだ存命中だったとおもいますが)
>杉浦さんのプロフィールを拝見すると、1950年代に、高柳昌行氏(g)らと組んで活動されていたらしく、上記解説はそのグループでの活動を指しているのかもしれません(推測)

ライナーとジャズ人名辞典をみてみると、new direction quartetというユニットがTeddyを意識したもののようで、ここに高柳氏が参加していたようですね。
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●ボビー・ハッチャーソン&ロイ・エアーズについての投稿
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No.265 Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---gonsolo(2001/12/31 03:08:28)

ボビー・ハッチャーソンについて書きこみがありましたので個人的な意見を言わせて下さい。私は60年代のBL盤よりも70年代のBL盤を高く評価します。

75年の「Linger Lane」はあらゆる意味でハッチャーソンの転機を告げるものでした。高原の山荘でライブ録音された内容は当時の世相を反映したブラック・コンテンポラりィーを感じさせつつ、新主流派的なセッションを含む構成で、これはBLがドナルド・バードで打ち出した商業的なマーケット戦略でしかあり得ません。ポップな香りの濃いトラックよりも、ややゲイリー・バートンが当時パット・メセニーを加えた編成で試みていた路線に近いトラックを聞くとハッチャーソンの意気込みを感じます。

77年の「Knucklebean」に至って最初の”WHY NOT"に見せるファンク的なアプローチは曲が進むにつれ影を潜め新主流派と呼ぶべき作品が並びます。”Little B's Poem"を頂点としてハッチャーソンはまぎれも無く新主流派ヴァイビストの極地を切り開いていると思います。しかし、結果的にこれらが失敗に終わったのは、ハッチャーソンというヴァイビストが個性という面で他のヴァイビストほどの独自性が無かった、、、という事です。例えばコンテンポラりィーな音楽ではマリンバを使ってのアプローチが逆に音数を増やす要因となってしまい、バートンのコード奏法に匹敵するだけのインパクトに欠けてしまった。ファンクなサウンドでは、やはりマリンバを使っているもののヴァイブと同じフレーズを繰り返すだけでシャープさに欠け、エアーズと比較するとダイレクトにビートを感じられない。そして何よりもハッチャーソンにとって最も領域が重なるサウンドテクニシャンがいる。ハッチャーソンがこれらの路線からオーソドックスな路線へ転向した一因と私が勝手に思っている存在、それはマイク・マイ二エリ。
このように他のヴァイビストとの近似値による競合の中で誕生した70年代のハッチャーソンのアルバムはジャズシーンでの評価は低いものの様々な試みを秘めているので私は高く評価しています。
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No.267 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---yasu(2001/12/31 13:37:46)

>75年の「Linger Lane」はあらゆる意味でハッチャーソンの転機を告げるものでした。

そうですか。人の感覚は微妙に異なるのかもしれないですが、そんなに重要なアルバムとは思いませんでした。

>ポップな香りの濃いトラックよりも、ややゲイリー・バートンが当時パット・メセニーを加えた編成で試みていた路線に近いトラックを聞くとハッチャーソンの意気込みを感じます。

これは同感です。曲はそうでも肝心の演奏がGary Burtonほど徹底されてなくてすぐに飽きちゃった(笑)。

>77年の「Knucklebean」に至って最初の”WHY NOT"に見せるファンク的なアプローチは曲が進むにつれ影を潜め新主流派と呼ぶべき作品が並びます。”Little B's Poem"を頂点としてハッチャーソンはまぎれも無く新主流派ヴァイビストの極地を切り開いていると思います。

あれは名曲ですよ。もうスタンダードと呼んでもよい曲ですよ。

>しかし、結果的にこれらが失敗に終わったのは、ハッチャーソンというヴァイビストが個性という面で他のヴァイビストほどの独自性が無かった、、、という事です。

少し意見が違うのですがヴァイビストとしてのハッチャーソンは十分個性的だと思います。曲も良いと思います。なのになぜ面白くないか? 曲と演奏のギャップを埋められなかったからじゃないかと。その後の方向を見ると曲の雰囲気が演奏に近くなったと思いません?70年代のハッチャーソンは、その意味でとても冒険心が旺盛で高く評価しているのは同じですが。どうでしょう?
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No.273 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---赤松敏弘(2002/01/01 01:12:23)

gonsaloさん、yasuさん、こんばんわ。
ハッチャーソン70年代論争ですね。僕はBN3作めの「ハプニング」を最初に聞いて70年ものを聴きました。70年ものも結構面白いです。当時ヴァイブの藤井寛さんと親交があってハッチャーソンの面白さを教えてもらいました。残念ながらその後はあまり聞いてないのです。

>>75年の「Linger Lane」はあらゆる意味でハッチャーソンの転機を告げるものでした。
>そうですか。人の感覚は微妙に異なるのかもしれないですが、そんなに重要なアルバムとは思いませんでした。少し意見が違うのですがヴァイビストとしてのハッチャーソンは十分個性的だと思います。曲も良いと思います。なのになぜ面白くないか? 曲と演奏のギャップを埋められなかったからじゃないかと。その後の方向を見ると曲の雰囲気が演奏に近くなったと思いません?70年代のハッチャーソンは、その意味でとても冒険心が旺盛で高く評価しているのは同じですが。どうでしょう?

yasuさんの指摘なかなり本質に触れていますね。マリンバの使い方は確かに難しいです。描く音楽にマリンバである必需性を僕も認識出来ませんでした。バックは最高にカッコいいのにね。日野皓正(tp)グループに参加した時、僕もマリンバを使いました。その時ハッチャーソンの心境が痛いほどわかりましたが、僕はマリンバに対して自分なりの見解を持てたのでとても楽しかったです。まだまだいろんな意見も出そうなので、ハッチャーソンファンの方宜しくね。
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No.285 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---25-25(2002/01/01 16:29:33)

>yasuさんの指摘なかなり本質に触れていますね。マリンバの使い方は確かに難しいです。描く音楽にマリンバである必需性を僕も認識出来ませんでした。バックは最高にカッコいいのにね。日野皓正(tp)グループに参加した時、僕もマリンバを使いました。その時ハッチャーソンの心境が痛いほどわかりましたが、僕はマリンバに対して自分なりの見解を持てたのでとても楽しかったです。

Burtonと小曽根真の共演盤「Real Life Hits」(ECM,1984)のなかで、Burtonさん、「ベンツに乗った貴婦人たち」という曲でmarimbaやってます。僕はこれを聴いた時、「ああ、これはヴァイブじゃなくザイロかマリンバだよな」って思いました。ヴァイブとマリンバの使い分けのヒントがこのナンバーにあるのかな、と今僭越ながら思いました。
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No.287 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---陽子(2002/01/01 16:49:17)

>>日野皓正(tp)グループに参加した時、僕もマリンバを使いました。その時ハッチャーソンの心境が痛いほどわかりましたが、僕はマリンバに対して自分なりの見解を持てたのでとても楽しかったです。

よこすかジャズドリームのステージが初赤松体験でした。日野さんとのバトルがとても印象に残っています。

>Burtonと小曽根真の共演盤「Real Life Hits」(ECM,1984)のなかで、Burtonさん、「ベンツに乗った貴婦人たち」という曲でmarimbaやってます。僕はこれを聴いた時、「ああ、これはヴァイブじゃなくザイロかマリンバだよな」って思いました。ヴァイブとマリンバの使い分けのヒントがこのナンバーにあるのかな、と今僭越ながら思いました。

マダラオに出演された時にヴァイブでやってらしたのも素敵でしたよ。
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No.276 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---nori(2002/01/01 01:54:18)

>”Little B's Poem"を頂点としてハッチャーソンはまぎれも無く新主流派ヴァイビストの極地を切り開いていると思います。
>あれは名曲ですよ。もうスタンダードと呼んでもよい曲ですよ。

はい。60年代ボビーファンとしましては(笑)、BN3作めの「ハプニング」ばかりに話題が集中するのではないかといささかヤキモキしながら眺めておりました。「Little B's Poem」は私の知る限りBN2作めの「コンポーネンツ」で発表された曲です。70年代の録音は確かに凄さを感じさせるものですが、同アルバムのものは初々しさすら感じさせるので私は好きです。

>>しかし、結果的にこれらが失敗に終わったのは、ハッチャーソンというヴァイビストが個性という面で他のヴァイビストほどの独自性が無かった、、、という事です。
>少し意見が違うのですがヴァイビストとしてのハッチャーソンは十分個性的だと思います。曲も良いと思います。なのになぜ面白くないか? 曲と演奏のギャップを埋められなかったからじゃないかと。その後の方向を見ると曲の雰囲気が演奏に近くなったと思いません?70年代のハッチャーソンは、その意味でとても冒険心が旺盛で高く評価しているのは同じですが。どうでしょう?

あまり70年ものをそこまで意識して聞いてませんでしたから久しぶりにアナログ盤を聞きなおしてみようと思います。
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No.283 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---yasu(2002/01/01 16:11:59)

>「Little B's Poem」は私の知る限りBN2作めの「コンポーネンツ」で発表された曲です。70年代の録音は確かに凄さを感じさせるものですが、同アルバムのものは初々しさすら感じさせるので私は好きです。

そうだったのですか!Little B's Poemってあれがオリジナルと思っていました。まだまだ勉強不足!?ためになるBBSだなぁ。

>>その後の方向を見ると曲の雰囲気が演奏に近くなったと思いません?70年代のハッチャーソンは、その意味でとても冒険心が旺盛で高く評価しているのは同じですが。どうでしょう?

同感です!でもその後のアルバムはその辺が少しずつ弱くなっていったようで好きじゃないのです。コンコードとか行ってもがっかりするだけで(第一出番が少ない!!!!)・・・企画のマンネリ化の影響をもろに浴びてる感じで少し悲しい。

>あまり70年ものをそこまで意識して聞いてませんでしたから久しぶりにアナログ盤を聞きなおしてみようと思います。

新年を機に60年代ものを探してみます!
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No.331 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---25-25(2002/01/05 01:21:15)

>>しかし、結果的にこれらが失敗に終わったのは、ハッチャーソンというヴァイビストが個性という面で他のヴァイビストほどの独自性が無かった、、、という事です。
>少し意見が違うのですがヴァイビストとしてのハッチャーソンは十分個性的だと思います。曲も良いと思います。なのになぜ面白くないか? 曲と演奏のギャップを埋められなかったからじゃないかと。その後の方向を見ると曲の雰囲気が演奏に近くなったと思いません?70年代のハッチャーソンは、その意味でとても冒険心が旺盛で高く評価しているのは同じですが。どうでしょう?

昨日、久々にCD店に足を運んでハッチャーソンの70年代物探してみたんですが、新盤では今は出回っていないようで。評価が分かれているということは、「ペケ」と判定した人はタクサン放出してるはず。中古店、今度探してみます!

98年録音の近作「スカイライン」を買ってきました。どうも、10年前ブルーノート東京で音が出なくて顔をしかめていたハッチャーソンの印象が強くて、余り期待しないで聴いてみると「意外とイイジャン」。少なくとも、年齢的な衰えは感じられない。

パーソネルはKenny Garrett(as), Geri Allen(p), Christian Mcbride(b), Al Foster(ds).Al以外は、親子ほど年が違う(ので、はりきったか)。2曲目の「I only have eyes for you」という曲、私の大好きなJazz singerEthel Ennisの名盤「Eyes for you」(RCA)の冒頭のナンバーで、この曲をvocal抜きでやってるのは初めて聴いたので「おお!」って感じでした。またmarimbaでやった「デライラ」も、ちょっと面白い曲の解釈してるな、と・・。そこそこ好アルバムではあるんだが、something new は乏しいかな、残念ながら。

これと一緒にロイ・エアーズの73年録音の映画のサントラ盤買ったつもりが、間違ってとなりにあったロイ・エルドリッジ買ってしまった。ガックリ!ロイ・エアーズのはもう一度買いに行った方がいいか、所蔵している方、ご教示ください!
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No.334 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---ゆかりん(2002/01/05 13:03:51)

>これと一緒にロイ・エアーズの73年録音の映画のサントラ盤買ったつもりが間違ってとなりにあったロイ・エルドリッジ買ってしまった。ガックリ!ロイ・エアーズのはもう一度買いに行った方がいいか、所蔵している方、ご教示ください!

25−25さんへ
ロイ・フェチのゆかりんです。ごめんなさい、そのアルバムは聞いた事ないです。70年代のものは元カレからもらったコピーばかりです。Bobby HutchersonのHead On、MJQのPlastic Dream,Gary BurtonのAlone At Last、Roy AyersのDaddy Bug,ロイはソウル・ピクニックってあったような気も。
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No.336 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---25-25(2002/01/05 20:22:52)

>25−25さんへ ロイ・フェチのゆかりんです。ごめんなさい、そのアルバムは聞いた事ないです。70年代のものは元カレからもらったコピーばかりです。Bobby HutchersonのHead On、MJQのPlastic Dream,Gary BurtonのAlone At Last、Roy AyersのDaddy Bug,ロイはソウル・ピクニックってあったような気も。

ロイ・フェチの貴方が所蔵していないと聞くと、逆に購買意欲が沸いてきます。コレクター心理って妙なもんですね。(^^)聴いたら、感想カキコしますね。
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No.339 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---けけ(2002/01/06 12:42:44)

25-25さんはじめまして。
ロイ・エアーズですがPolydorからリリースの「Tears To Smile」というのが私のオススメです。プレイ云々ではなく音楽全体で好き、ということなんですけど。かっこいいですよ!タイトル曲はそれこそブラック・ムービー的、DeeDeeBridgewaterの歌う「Time and Space」などは名曲でしょう。
あとハッチャースン。「Knucklebean」も大好きですが同じくBlueNoteの「サンフランシスコ」(綴りを忘れた)が大好きです。現代音楽に通じるストイックさが私には感じられ何とも言えない硬質感が漂っているように思えます。オススメ。
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No.342 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---25-25(2002/01/06 22:37:45)

>ロイ・エアーズですがPolydorからリリースの「Tears To Smile」というのが私のオススメです。プレイ云々ではなく音楽全体で好き、ということなんですけど。かっこいいですよ!タイトル曲はそれこそブラック・ムービー的、DeeDeeBridgewaterの歌う「Time and Space」などは名曲でしょう。
>あとハッチャースン。「Knucklebean」も大好きですが同じくBlueNoteの「サンフランシスコ」(綴りを忘れた)が大好きです。現代音楽に通じるストイックさが私には感じられ何とも言えない硬質感が漂っているように思えます。オススメ。

けけさん、どうもありがとう!早速探してみますが、virginや新星堂では見た記憶がないですね。中古店を、根気良く見てみますね!
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No.343 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---25-25(2002/01/08 16:39:56)

>>これと一緒にロイ・エアーズの73年録音の映画のサントラ盤買ったつもりが、間違ってとなりにあったロイ・エルドリッジ買ってしまった。ガックリ!ロイ・エアーズのはもう一度買いに行った方がいいか、所蔵している方、ご教示ください!
>25−25さんへ。ロイ・フェチのゆかりんです。ごめんなさい、そのアルバムは聞いた事ないです。70年代のものは元カレからもらったコピーばかりです。

ロイ・エアーズの1度買い損ねたヤツ、買って聴いてみてガッカリ。。「コフィー」という映画(’73)のサントラ盤なんですが、まあ当時の流行ものって感じで今聴くとちょっと時代錯誤かんじますね。「メロウ・ヴァイブの旗手」なんてキャッチフレーズ書いてあったけど、そんな言葉ありましたっけ?そういえば「ソフト アンド メロウ」なんて路線、70年代に一時はやりましたね。(^^)

僕は決して、フージョンやファンクを一概に否定する者ではないんですが、単に時流に乗って受けを狙ってるような音楽は、やはりパスですね。メインストリームであれ、ジャズ・ロックであれ、時間と空間を越えて聴き手をひきつける何かがやはり欲しいです。
70年代に一世を風靡したクリード・テイラー制作、ドン・セベスキー編曲・指揮によるCTIサウンド、今聴くと大半は古臭くて色あせたものにきこえてしまいます。(Miltの「サン・フラワー」とか、聴き応えのあるものも、中にはありますが)しかし、50年代マイルスのPrestigeマラソン・セッションはいつ聴いても新鮮で、ちっとも古さを感じない。その違いはどこからくるのか、ていうことなんですよねぇ。。。
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No.345 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---赤松敏弘(2002/01/09 01:09:11)

>ロイ・エアーズの1度買い損ねたヤツ、買って聴いてみてガッカリ。。「コフィー」という映画(’73)のサントラ盤なんですが、まあ当時の流行ものって感じで今聴くとちょっと時代錯誤かんじますね。

なるほど、その路線でしたか。ロイ・エアーズはハービー・マン(fl)のところの演奏とか好きでしたよ。「メンフィス・アンダー・グラウンド」なんてかなり怪しいけどラリー・コリエル(g)の影に隠れつつも良いと思いますよ。ソニー・シャーロック(g)はネス湖の怪物のようだ、、、との論評もありましたが(笑)。

>「メロウ・ヴァイブの旗手」なんてキャッチフレーズ書いてあったけど、そんな言葉ありましたっけ?そういえば「ソフト アンド メロウ」なんて路線、70年代に一時はやりましたね。(^^)

ありましたねぇ。G・W・Jrとか(わかる人いるかな?)

>僕は決して、フージョンやファンクを一概に否定する者ではないんですが、単に時流に乗って受けを狙ってるような音楽は、やはりパスですね。メインストリームであれ、ジャズ・ロックであれ、時間と空間を越えて聴き手をひきつける何かがやはり欲しいです。

僕は案外その渾沌とした時代のジャズも好きです。試行錯誤の割にまだまだやる事が一杯あるようで、聞いてて熱くさせられるものもあります。

>70年代に一世を風靡したクリード・テイラー制作、ドン・セベスキー編曲・指揮によるCTIサウンド、今聴くと大半は古臭くて色あせたものにきこえてしまいます。(Miltの「サン・フラワー」とか、聴き応えのあるものも、中にはありますが)しかし、50年代マイルスのPrestigeマラソン・セッションはいつ聴いても新鮮で、ちっとも古さを感じない。その違いはどこからくるのか、ていうことなんですよねぇ。。。

ううむ。「サンフラワー」はCTIの中では少し外れだったような気もします。苦境に立たされたブルーノートを尻目にCTIはアメリカのジャズを語る時に(確かに商業路線でしたが)60年代と70年代の橋渡しとして外せない内容もみられます。その後僕はドイツのECMに注目しましたが、、、、。
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No.412 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---25-25(2002/01/20 02:24:11)

今晩は、また来ました。

>ロイ・エアーズはハービー・マン(fl)のところの演奏とか好きでしたよ。「メンフィス・アンダー・グラウンド」なんてかなり怪しいけどラリー・コリエル(g)の影に隠れつつも良いと思いますよ。ソニー・シャーロック(g)はネス湖の怪物のようだ、、、との論評もありましたが(笑)。

「メンフィス・アンダー・グラウンド」探したんですが、無かったので「Live at the Whisky a Go Go」ゲットしてきました。Roy Ayersのヴァイブは確かに「コフィ」の時よりはストレートアヘッドでよかったです。ソニー・シャーロック(g)はなるほど、ネッシーのごとくおどろおどろしい。(^^)
Herbie Mannと言う人、George Shearingとならんで、自己のグループにvibistを好んで起用したようです。私の所蔵するマンのリーダー作は数えると6枚ありましたが、そのうち4枚にvibemanが参加しており、しかも全部別人なんですね。すなわち、
「Yardbird Suite」(1957)>Eddie Costa
「Flautista!」(1959)>Johnny Rae
「at the Village gate」(1962)>Hagood Hardy
「at the Whisky a Go Go」(1968)>Roy Ayers
この中では、Village gateの Hagood Hardyが一番オーソドックスでボク的には好みですが、Johnny Raeも悪くない。この二人のリーダー作は見た事ないですが、どなたかご存知ないですか? 
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No.413 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---サンデー(2002/01/20 19:06:29)

こんばんは。週末サーファーのサンデーです。情報がすごい掲示板ですね。ビブラフォンに興味を持ちましていろいろ覗いています。

>「メンフィス・アンダー・グラウンド」探したんですが、無かったので「Live at the Whisky a Go Go」ゲットしてきました。Roy Ayersのヴァイブは確かに「コフィ」の時よりはストレートアヘッドでよかったです。ソニー・シャーロック(g)はなるほど、ネッシーのごとくおどろおどろしい。(^^)

ハービー・マンのライブ盤ですね。聞いた事があります。ロイ・エアーズは今と違ってアコースティックなグルーヴが新鮮です。「メンフィス・・・」の頃だと思うのですが、来日したマンのメンバーがキングかコロムビアでアルバムを録音したという記事を、古本屋のSJで発見したのですが、詳細がわかりません。どなたかご存知でしたら教えてください。
密かにエアーズのリーダーセッションを期待(?)。

>Herbie Mannと言う人、George Shearingとならんで、自己のグループにvibistを好んで起用したようです。私の所蔵するマンのリーダー作は数えると6枚ありましたが、そのうち4枚にvibemanが参加しており、しかも全部別人なんですね。この中では、Village gateの Hagood Hardyが一番オーソドックスでボク的には好みですが、Johnny Raeも悪くない。この二人のリーダー作は見た事ないですが、どなたかご存知ないですか? 

Village gateの Hagood Hardyとはマンのミリオンセラー「カミンホーム・ベイビー」の事ですね?アルバムでは有名ですがビブラフォン奏者としては確かに謎の人です。知ってる人っているのでしょうか、、、、。
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No.416 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---sara(2002/01/21 04:11:13)

みなさんこんばんわ。何やら楽しそうな書き込みがあったのでお邪魔します。

>>「Live at the Whisky a Go Go」ゲットしてきました。Roy Ayersのヴァイブは確かに「コフィ」の時よりはストレートアヘッドでよかったです。ソニー・シャーロック(g)はなるほど、ネッシーのごとくおどろおどろしい。(^^)

Sonny SharrockはR&Bのギター&ヴォーカリストですよ。いやぁ、こんな話題があるとは驚きです。ボトルネック奏法で一時名を馳せた人ですが、本来は歌手です。このMemphis Undergroundは4年ほど前に一部のクラブ系DJがしきりにリミックスに使ってヒット(もちろんリバイバル)したのでアナログ盤持ってます(^o^)/
そのヴァイブがRoy Ayers!とは買ってしばらくは気付かなかったので驚きました。

>ハービー・マンのライブ盤ですね。聞いた事があります。ロイ・エアーズは今と違ってアコースティックなグルーヴが新鮮です。「メンフィス・・・」の頃だと思うのですが、来日したマンのメンバーがキングかコロムビアでアルバムを録音したという記事を、古本屋のSJで発見したのですが、詳細がわかりません。どなたかご存知でしたら教えてください。>密かにエアーズのリーダーセッションを期待(?)。

ハービー・マンでロイの入ったアルバムは「メンフィス・アンダーグラウンド」「ウイスキー・ア・ゴーゴー」「ストーン・フルート」「コンチェルトグロッソ」だと思います。中で一番意外なのが「コンチェルトグロッソ」。あまり注目されなかった作品ですが、ストリングス・オーケストラとの共演でB面(LP)はコンボによるものが中心で、ロイのヴァイブがいつになくロマンチックでジャージーな雰囲気です。4本でのブロックコード演奏も聞かれます。ソニー・シャーロックもここでは普通にギターを弾いていますよ。
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No.419 Re ロイ・エアーズまとめレス、、ゆかりん、25-25さん、けけさん補足宜しく!
投稿者---赤松敏弘(2002/01/21 15:26:21)

25-25さん、いつも話題提供ありがとうございます。

>「Yardbird Suite」(1957)>Eddie Costa
>「Flautista!」(1959)>Johnny Rae
>「at the Village gate」(1962)>Hagood Hardy
>「at the Whisky a Go Go」(1968)>Roy Ayers
>この中では、Village gateの Hagood Hardyが一番オーソドックスでボク的には好みですが、Johnny Raeも悪くない。この二人のリーダー作は見た事ないですが、どなたかご存知ないですか?

ううん。。。「at the Village gate」と「at the Whisky a Go Go」以外は知らないですねぇ。音楽体験記に書いてるとおり、子供の時にハービー・マンが好きだったので「メンフィス・アンダーグラウンド」1枚で満足しない「ませガギ」はジャズ好きのお姉さんから「ハービー・マン/ゴールデン・アルバム」という2枚組のLPを借りた事もあります。その中に「ザ・ジョーカー」とか「メディテーション」等、ライブ録音(だったと記憶)のトラックにヴァイブが入っていたように思います。Hagood Hardyの名を見たのはこれが最初です。
が、その後はロイ・エアーズの入った何枚かを買う内にゲイリー・バートンへ移行してしまったので不明です。小学生の心を見事に掴んだのは「メンフィス・アンダーグラウンド」のラリー・コリエル。それでゲイリー・バートンのクァルテットという流れだったのです。僕の最初のアイドルはギターのラリー・コリエル。ははは。

saraさんこんにちわ。

>ハービー・マンでロイの入ったアルバムは
>「メンフィス・アンダーグラウンド」
>「ウイスキー・ア・ゴーゴー」
>「ストーン・フルート」
>「コンチェルトグロッソ」だと思います。
>中で一番意外なのが「コンチェルトグロッソ」。

すっかり忘れていたアルバムでした「コンチェルト・グロッソ・イン・D」。はいはい、ありましたね。ウイリアム・フィッシャー(だったと思う)が編曲したアルバムでしたね。確か「マイ・リトル、、、、(タイトル忘れました)」って曲のエアーズは4本マレットでイイ感じの演奏してましたよ。このウイリアム(ビル)・フィッシャーがその後(前?)ロイ・エアーズのアルバムのアレンジも担当してたと思いましたが、、、このあたりは「ゆかりん」か「25-25さん」か「けけさん」の方が僕よりも詳しいでしょう。

サンデーさん、こんにちわ。

>「メンフィス・・・」の頃だと思うのですが、来日したマンのメンバーがキングかコロムビアでアルバムを録音したという記事を、古本屋のSJで発見したのですが、詳細がわかりません。どなたかご存知でしたら教えてください。密かにエアーズのリーダーセッションを期待(?)。

あらら、これって僕持ってた記憶がありますよ。今手元にはありませんが実家のLP棚の中にあるんじゃないかなぁ。これってダイレクト・カッティングって録音方式(子どもには何の事だかわかりませんでしたが)で音質を高める為に45回転で再生するって変則LPだったと記憶します。期待どおりに確かロイがリーダーだったような(ジャケットはロイの大写し)記憶があります。メンバーはロイ・エアーズ(vib)ソニー・シャーロック(g)ミロスラフ・ビィトウス(b)ブルーノ・カー(ds)だったような、、、、。しっかし、古本屋のSJって一体何年前の号だろう? これ僕が小学生くらいだからなぁ、あ〜あ、生字引の仲間入りかぁ(笑)。
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No.346 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---gonsolo(2002/01/10 00:16:13)

>僕は決して、フージョンやファンクを一概に否定する者ではないんですが、単に時流に乗って受けを狙ってるような音楽は、やはりパスですね。メインストリームであれ、ジャズ・ロックであれ、時間と空間を越えて聴き手をひきつける何かがやはり欲しいです。

gonsoloです。こんばんわ。
ジャズ・ロック、響きがいいですね。フュージョンって言うとちょっと違う(本当は同じですが和製モノ固有の印象が嫌いなので分けます)。さて、本題のハッチャーソンですが、いろいろな御意見を拝見する内に、やはりこの人はヴァイブ界の新主流派と呼んで差し支えないように思います。まったく同じ評価がピアノのハービー・ハンコックに当てはまります。ハンコックはマイルス時代、ヘッドハンターズ時代、ロックイット・バンド時代と常に時流と共に上着を変えて多くのファンを持ちます。ハッチャーソンもまったく同じです。ハンコックにとってのアコースティック・ピアノがハッチャーソンにとってのヴァイブ、ハンコックにとってのキーボードがハッチャーソンにとってのマリンバ。その使い方や音楽も共通するように思います。評価などと堅苦しいコメントを提示しておきながら自分自身でそこのところを曖昧に勝手な感想を述べた事に少し反省しています。しかし、みなさんの御意見を拝見できて改めてハッチャーソンを聞き返してみたいと思いました。

>70年代に一世を風靡したクリード・テイラー制作、ドン・セベスキー編曲・指揮によるCTIサウンド、今聴くと大半は古臭くて色あせたものにきこえてしまいます。(Miltの「サン・フラワー」とか、聴き応えのあるものも、中にはありますが)しかし、50年代マイルスのPrestigeマラソン・セッションはいつ聴いても新鮮で、ちっとも古さを感じない。その違いはどこからくるのか、ていうことなんですよねぇ。。。

個人的には一般的な評価の低い70年代マイルスも好きです。特にライブ盤は25−25さんの50年代マラソンセッションと(きっと)同じような気持ちを持って聞いています。感じるところは違っても良いものは好いです。また意見聞かせて下さい。
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No.350 Re:Bobby ? Roy Ayers
投稿者---asami(2002/01/10 15:16:11)

こんにちは。asamiです。

>さて、本題のハッチャーソンですが、いろいろな御意見を拝見する内に、やはりこの人はヴァイブ界の新主流派と呼んで差し支えないように思います。
>まったく同じ評価がピアノのハービー・ハンコックに当てはまります。ハンコックはマイルス時代、ヘッドハンターズ時代、ロックイット・バンド時代と常に時流と共に上着を変えて多くのファンを持ちます。ハッチャーソンもまったく同じです。

ボビー・ハッチャーソンは昨年の暮に友人の勧めで2枚ほど買って聞いてみました。やはりヴァイブにも新主流派というような区分けがあるのですね。いや〜〜〜〜、奥が深いです。まだまだ私にとっては未知の世界ですが、これからも詳しく教えてくださいませ。
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No.339 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---けけ(2002/01/06 12:42:44)

25-25さんはじめまして。
ロイ・エアーズですがPolydorからリリースの「Tears To Smile」というのが私のオススメです。プレイ云々ではなく音楽全体で好き、ということなんですけど。かっこいいですよ!タイトル曲はそれこそブラック・ムービー的、DeeDeeBridgewaterの歌う「Time and Space」などは名曲でしょう。
あとハッチャースン。「Knucklebean」も大好きですが同じくBlueNoteの「サンフランシスコ」(綴りを忘れた)が大好きです。現代音楽に通じるストイックさが私には感じられ何とも言えない硬質感が漂っているように思えます。オススメ。
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No.342 Re:Bobby Hutchersonの一考察
投稿者---25-25(2002/01/06 22:37:45)

>ロイ・エアーズですがPolydorからリリースの「Tears To Smile」というのが私のオススメです。プレイ云々ではなく音楽全体で好き、ということなんですけど。かっこいいですよ!タイトル曲はそれこそブラック・ムービー的、
>DeeDeeBridgewaterの歌う「Time and Space」などは名曲でしょう。
>あとハッチャースン。「Knucklebean」も大好きですが同じくBlueNoteの「サンフランシスコ」(綴りを忘れた)が大好きです。現代音楽に通じるストイックさが私には感じられ何とも言えない硬質感が漂っているように思えます。オススメ。

けけさん、どうもありがとう!早速探してみますが、virginや新星堂では見た記憶がないですね。中古店を、根気良く見てみますね!
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No.482 Re:Roy Ayers, Bobby Hutcherson
投稿者---南下中の山ちゃん(2002/02/11 14:15:36)

こんにちは。お久しぶりです。Harbie Mann時代のRoy Ayersが時事ネタと拝見しました。

>※Roy Ayers
>Herbie Mannのバンドで聞けるロイの演奏は挙げられた物の他に、‘Stone Flute’<Embryo>があります。

「Windows Open」(WBP)も当時のマン・グループによるものでした。アルバム名は少し違ってたかも?メンバーはマン(fl)ソニー・シャーロック(g)ミロスラフ・ヴィトウス(b)ブルーノ・カー(ds)。ウィスキー・ア・ゴーゴーと同じだったと記憶。

>余談ですが、私はインディアナポリスのトッパーズクラブ、1月13日金曜日の不運で昇天したLem Winchesterに源を発するヴァイブが好きです。ロイもハッチャーソンもその流れとしてよく聴きました。59年9月録音の‘Winchester Special’<Prestige>がお薦めです。

いいですねー!僕も好きです。
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No.490 Re:Bobby Hutcherson
投稿者---けけ(2002/02/13 08:55:47)

はじめましてisiz-kさん。けけといいます。

>お薦めは‘Montara’<Blue Note>。それまでの実験的な部分が落ち着き、安心して聴けます。

あまり取り上げられないこのアルバムを御存じの方がいらしてうれしーです。いいですよね‘Montara’。私も大好きです。特にタイトルチューン!ミニマルな要素が昇華された形でまとまっていると思います。何より聴いてて気持ちいいです。昇天してしまうのではないかと思う事もしばしば。
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No.493 Re:Bobby Hutcherson
投稿者---25-25(2002/02/14 00:46:10)

こんばんは、25-25です。

>>お薦めは‘Montara’<Blue Note>。それまでの実験的な部分が落ち着き、安心して聴けます。
>あまり取り上げられないこのアルバムを御存じの方がいらしてうれしーです。いいですよね‘Montara’。私も大好きです。特にタイトルチューン!ミニマルな要素が昇華された形でまとまっていると思います。何より聴いてて気持ちいいです。昇天してしまうのではないかと思う事もしばしば。

今日は、大漁節♪♪横浜西口HMVで皆様オススメの盤をまとめてゲット!Hutchersonの「Componemts」(BN)と「Montara」(BN)。Herbie Mannの「Menphis Undergroud」。
「Montara」は、表題曲もいいですが、僕は3曲目のラテン・ナンバー「ラ・マランガ」に「ワーォ!」って感じ・・。け毛さんの言うように、「いっちゃいそう!」というの、わかります。「Components」はLittle B's Poemの初演ということで、買ったんですが赤松さんのいう「ホットでクール」なストレートアヘッド路線・・・。僕はやっぱりどっちかというと、コッチのほうがいいかなぁ。。
このBBSを知るまではそんなに注目もしていなかったHutchersonの手持ちが、いつにまにか以下のように膨れ上がりました!
(リーダー作)
「The knicker」(BN)・・・CD
「Dialogue」(BN)・・・・・CD
「Components」(BN)・・・・CD
「Happenings」(BN)・・・・LP
「Total Eclipse」(BN)・・・LP
「Spiral」(BN)・・・・・・LP
「Montara」BN)・・・・・・CD
「Nice Groove」(RCA)・・・LP
「Skyline」(VERVE)・・・・CD
(サイドでの参加)
「Idle Moments/ Grant Green」(BN)・・・・・LP
「One step beyond/ Jackie Mclean」(BN)・・・LP
「Feeling free/ Barney Kessel」(Contemporary)・・・焼き物
でもやっぱり、NO.1は「Happenings」ですね。。
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No.494 Re:Bobby Hutcherson
投稿者---赤松敏弘(2002/02/16 02:29:40)

isiz-kさん、けけさん(お久し振り!)、25-25さん、「Montara」いいですね。

>>お薦めは‘Montara’<Blue Note>。それまでの実験的な部分が落ち着き、安心して聴けます。
>あまり取り上げられないこのアルバムを御存じの方がいらしてうれしーです。>いいですよね‘Montara’。私も大好きです。特にタイトルチューン!ミニマルな要素が昇華された形でまとまっていると思います。何より聴いてて気持ちいいです。

isiz-kさんの言ってる事とてもよくわかります。ハッチャーソンにとってそれまでの試みを集結させた感のあるアルバムですね。僕は残念ながらこのアルバム以降のハッチャーソンを聞いてませんが、この時代のベストとして記憶しています。確かに、けけさんの言うようにこのアルバム、ジャケットからして地味なんですが、、(笑)。内容が落ち着いているので似合ってると思いますよ。

>昇天してしまうのではないかと思う事もしばしば。

アンサンブルが気持ちいいよね。たしかに。
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●フランク・リコッティーについての投稿
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No.290 あけましてフランク・リコッティー
投稿者---naoyuki(2002/01/01 17:14:50)

あけましておめでとうございます。初めてこの板に書き込みさせていただきます。
赤松さんの演奏は何度か見た事があり、ホームページはブックマークしチェックしています。コンテンポラリーな音楽をやる方はメディアに強く、文才にも長ける共通点があるようで、他のジャンルでも毎月覗くのが楽しみなアーチストがいます。プロデュースでも優秀なアルバムを手掛けていらしゃるようで、Next Doorの次作もそろそろではないかと密かに期待しています。

さて、ヴァイブ奏者について質問です。長年頭の片隅にありながら一度も聴いた事のない奏者についてです。ファッツ・サディの書込みを見まして、ココの皆さんならかなり情報通と思いましたのでお尋ねします。イギリス出身といえばヴィクター・フェルドマンですが、もう少し若いヴァイビスト、フランク・リコッティーについてどなたかご存知でしたら情報をお願いします。バートンやエアーズ、ハッチャーソンらが騒がれていた頃にパイクと共にヨーロッパで注目されていたヴァイブ奏者らしいのです。
よろしくお願いします。
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No.291 Re:あけてFrank Ricotti
投稿者---いけちゃん(2002/01/01 21:49:15)

>あけましておめでとうございます。

いけです!あけましておめでとうございます。新年早々賑やかな話題ですねェ(笑)
Frank Ricotti。。。
謎の存在です。1枚だけ演奏(いや正確には音)がきけるのは、数年前にイタリアで見つけたアナログ盤で歌手のNorma Winstoneの古いアルバム「エッジ・オブ・タイム」。カーリン・クローグが注目された頃(アルバム「ジョイ」イカったスよね!)に登場したこれまた謎のボーカリスト。
当時のイギリスの新進ジャズメンが聞けるとの事で買ったものです。詳しい事はまったく分かりません買ってすぐにMDコピーしちゃった、、、、、あ〜あ。メンバーだけの控えしかない、、、、、あ〜あ。お役に立てなくてすいませーん。
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No.319 Re:あけてFrank Ricotti
投稿者---Rey(2002/01/02 17:27:15)

Frank Ricottiですか。名前しか知らないですが70年代初頭に20代前半で注目された存在らしいですね。記録があれば聴いてみたい存在です。詳しい人、教えて下さい。
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掲示板 Archive・ヴァイブ奏者の話題いろいろ−その3
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掲示板で話題になったヴィブラフォン奏者の投稿記録です。

その3に登場するのは
●レム・ウィンチェスター、●テリー・ギブス。そして話題は「ブルージーなヴァイビストと言えば・・・」に発展。

BBSの貴重な記録です。


2008年10月/赤松敏弘


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●レム・ウィンチェスター
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No.480 Lem Winchester
投稿者---isiz-k(2002/02/11 01:22:23)

こんばんは、赤松さん、ヴァイブファンのみなさん。ヴァイブの事でこんなに読み応えのあるBBSがあるとは知りませんでした!書きこみの2件についてレスを入れさせていただきます。
※Roy Ayers
Herbie Mannのバンドで聞けるロイの演奏は挙げられた物の他に、‘Stone Flute’<Embryo>があります。
‘Concerto Grosso in D Blues’の補足。ロイのブロックコードが聴けるのは、最終曲My Little Onesですね。ただし、毎回同じ位置の決まった音を弾いているのでアレンジされているものではないでしょうか。Gary Burtonや赤松さんのように自在に、、、とは行かないようです(笑)。
※70年代のBobby Hutchersonについて
私も今より70年代のハッチャーソンが好きです。聴き応えがあります。お薦めは‘Montara’<Blue Note>。それまでの実験的な部分が落ち着き、安心して聴けます。
余談ですが、私はインディアナポリスのトッパーズクラブ、1月13日金曜日の不運で昇天したLem Winchesterに源を発するヴァイブが好きです。ロイもハッチャーソンもその流れとしてよく聴きました。59年9月録音の‘Winchester Special’<Prestige>がお薦めです。
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No.481  Lem Winchester
投稿者---25-25(2002/02/11 02:56:27)

isiz-kさん、はじめまして。ヴァイブはトウシロウの25-25と申します。

>こんばんは、赤松さん、ヴァイブファンのみなさん。ヴァイブの事でこんなに読み応えのあるBBSがあるとは知りませんでした!

でしょでしょ!私もつい最近になって知ったんですが、すっかり嵌ってます。

>余談ですが、私はインディアナポリスのトッパーズクラブ、1月13日金曜日の不運で昇天したLem Winchesterに源を発するヴァイブが好きです。ロイもハッチャーソンもその流れとしてよく聴きました。59年9月録音の‘Winchester Special’<Prestige>がお薦めです。

ロシアン・ルーレットで落命したとは聞いていましたが、1月13日金曜日までは知りませんでした。詳しい方がおられるもんですね!脱帽です。「Winchester special」は僕も愛聴してます。Ramsey Lewisとの共演盤よりコッチのほうが好きですね。Will you still be mineが特にいい。ドラムのArt Taylorは余り好きなドラマーではなかったんだけど、このWill you聴いて、なかなかタイトなリズムマンだな、と見直しました。
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No.492 Re:Lem Winchester
投稿者---のなか@以下なし(2002/02/13 11:57:16)

エリック・ドルフィーからレム戻し。のなか(元N氏?)です。Lemの話が出てるので参加
正味3〜4年の活動で最初はアマでしたからリーダーアルバムでもやっと5枚という寂しさなので、語るほどじゃありませんがサイドマンのものもいいので知ってる範囲で。
ヴォーカルのエタ・ジョーンズ名義のもので「Something Nice」と「Holler」はお薦め。 全曲は入ってませんが、エタのグルービーなヴァーカルに絡むレムの歯切れよいちょっと堅めのヴァイブはかっこいいと思ってます。
また、親友のオリバー・ネルソンとのものも結構あって、なかでは「Take'n Care of Business」がお薦めかな〜。シェリー・スコット名義でやっぱりオリバー・ネルソンとのものもあるけど持ってない。オルガニストとの共演は意外とあって、ジョニー・ハモンド・スミスとのものは結構出てるようなのですが、、、探してるとこ。ジャック・マクドフ(Org)の「Touch Duffだっけか?」は結構いけます。
よくバグスの後継とかミルトとボビハチの中間とか言われてるのですがもっと先祖帰りしたような分かりやすさがすき〜?短い期間だったのでスタイルも一定ですけど、あと10年やってたらかなり斬新になったかもな〜。しかし今なら不祥事ものでっせ。だから好きだったりして!(亡くなった時は警官じゃないけど)
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 No.484 Re:Roy Ayers, Bobby Hutcherson, Lem Winchester
投稿者---赤松敏弘(2002/02/11 15:42:34)

25-25さん、isiz-kさん、山ちゃん(南下ってアンタ一体何処にいるの?)、ロイ・エアーズに詳しいですね。

>「Windows Open」(WBP)も当時のマン・グループによるものでした。アルバム名は少し違ってたかも?メンバーはマン(fl)ソニー・シャーロック(g)ミロスラフ・ヴィトウス(b)ブルーノ・カー(ds)。ウィスキー・ア・ゴーゴーと同じだったと記憶。

コンチェルトグロッソって懐かしい。ストーン・フルートはどちらかと言うとポップ路線のマンの中では例外的にシリアスで僕は好きでした。エンブリオってレーベルはマンがアトランティックに提携して作ったレーベルで、ミロスラフ・ヴィトウスの「Infinite Search」とか、かなりの秀作をリリースしてましたね。「Infinite Search」は好きでWhen Face Gets PaleやFreedom Jazz Danceなどよく聴きました。

>>余談ですが、私はインディアナポリスのトッパーズクラブ、1月13日金曜日の不運で昇天したLem Winchesterに源を発するヴァイブが好きです。ロイもハッチャーソンもその流れとしてよく聴きました。59年9月録音の‘Winchester Special’<Prestige>がお薦めです。
>いいですねー!僕も好きです。

ぼくもWinchester Special好きです。管楽器から入った人らしく、スピード感溢れるソロが新鮮でした。
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No.486 Re:Lem Winchester
投稿者---isiz-k(2002/02/12 01:09:00)

25-25さん、本当ですね。こんなにレスが早いのも驚きですが、赤松さん御本人のレスには感動です。それから山ちゃんさん、他の書きこみも拝見しましたが、かなりの通の方とお見受けします。
Lem Winchesterに関してもう少し。私はLPも含めてLemは以下の4枚しか持っていません。
‘Winchester Special’
‘Another Opus’
‘Lem's Beat’
‘With Feeling’
内3枚がエリック・ドルフィーと同じニュージャズ・レーベルで‘With Feeling’のみがモードスヴィルというあまり聞き慣れないレーベルです。
レムが疾風と一般の記憶に登場したのは58年のニューポート・ジャズフェスティバルで、レイ・サンティシ(p)ジョン・ネヴィス(b)ジミー・ジターノ(ds)を率いたカルテットとあり、その時の演奏がメトロジャズよりアルバム化されているとの記事を見かけた事がありますが、未だにお目に掛かった事がありません。
リーダー作以外にもプレスティッジ盤に数枚あるようですが、こちらも不明です。58年から61年までのたった3年間しか活躍出来なかった不運のレムですが、少しでも記録があれば探してみようと思います。どなたかご存知でしたら情報をお願いします。
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No.489 Re:Lem Winchester
投稿者---赤松敏弘(2002/02/13 06:31:40)

>こんなにレスが早いのも驚きですが、赤松さん御本人のレスには感動です。

大したレスなんか出来ませんよ(笑)。僕よりもみなさんの方がアルバムに関してはずっと詳しいから(笑)。

>それから山ちゃんさん、他の書きこみも拝見しましたが、かなりの通の方とお見受けします。

たしかに。僕も直接は知らないのですが、彼のデータ量は日本一ではないでしょうか。

>Lem Winchesterに関してもう少し。私はLPも含めてLemは以下の4枚しか持っていません。
>‘Winchester Special’
>‘Another Opus’
>‘Lem's Beat’
>‘With Feeling’
>内3枚がエリック・ドルフィーと同じニュージャズ・レーベルで‘With Feeling’のみがモードスヴィルというあまり聞き慣れないレーベルです。

これだけあればもうレムはマスターズですよ。そういえば某●なか(元N氏)さんもかなりのレム・フリークのようでしたが、、、、。閃光の如くに煌めいて消えて行った人なのでインパクトが強いのでしょう。根強い人気がありますよ。
余談ですが、僕はエリック・ドルフィー好きなんです。
あの一見破天荒なスタイルは賛否両論とは思いますが、パーカーから脱出しようとするチャレンジ精神とトーンの持つ憂いに高校時代惹かれました。今でも「5スポット」のvol-1は疲れた時に聴いてはエキスを充電しています。ゲイリー・バートン、ポール・ブレイ、マイルス・デイビス、武満徹、マイケル・ギブス、チック・コリア、キース・ジャレットと同じくらい、僕の中では大きな存在です。
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No.491 Re:Lem Winchester
投稿者---25-25(2002/02/13 09:32:17)

おはようございます。25-25です。

>余談ですが、僕はエリック・ドルフィー好きなんです。あの一見破天荒なスタイルは賛否両論とは思いますが、パーカーから脱出しようとするチャレンジ精神とトーンの持つ憂いに高校時代惹かれました。今でも「5スポット」のvol-1は疲れた時に聴いてはエキスを充電しています。ゲイリー・バートン、ポール・ブレイ、マイルス・デイビス、武満徹、マイケル・ギブス、チック・コリア、キース・ジャレットと同じくらい、僕の中では大きな存在です。

そうなんですか!僕も、Dolphyは昔かなりハマッてました。あのバスクラの「ブヒブヒッ」って言う音、不思議に「癒し」系なんですよ(笑)。普段はめったに聴かないが、落ち込んだ時引っ張り出して貪るように聴くJAZZMEN・・

>>>Eric Dolphy と Roland Kirk。。。

Paul Bleyは、「Blood」(Fontana)もいいけど、「Introducing Paul Bley」(Debut)、いつ聴いても新鮮な魅力を感じます。バックを勤めるMingusとBlakeyが、このカナダ出身の若武者のプレイをどんな気持ちで受け止めていたのか・・・想像すると楽しいです。
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●テリー・ギブス
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No.386 Re:はじめまして外道ファンです
投稿者---25-25(2002/01/15 00:44:13)

はじめまして!

>なお,拙HPでも,いくつかヴァイブのアルバム紹介してますんで,一度覗いてやってください。

早速拝見しました。テリー・ギブスとバディ・デフランコ共演の近作紹介されてましたが、お二人とも80に手が届こうかという年齢ですが、衰えてらっしゃらないのかしら?この二人のコラボレーションものは、81年の「Jazz party-first time together」LPで持ってるんですが、ギブスはともかく、デフランコが50年代のVerveの全盛時に比べるとやや精彩を欠いている印象があって、愛聴盤には入っていないですね。
テリー・ギブスのリーダー作手持ちを数えてみると5枚しかないんですが、中では「Hootenanny my way」(Time,1963)けっこう好きですね。「ジェリコの戦い」「ジョニーが凱旋する時」「こげよマイケル」など、traditionalな曲を取り上げていて、面白いです。共演のアリス・コルトレーン(p)、意外に(と言っては失礼ですが)いいです。
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No.390 Re:テリー・ギブス
投稿者---mitsu(2002/01/15 04:05:48)

こんばんわ25-24さん。mitsuと申します。私は1963年の『El Nutto』好きです。まだアリス・マクロードの頃の作品ですが。
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No.394 Re:テリー・ギブス
投稿者---25-25(2002/01/15 18:24:10)

>>「Hootenanny my way」(Time,1963)けっこう好きですね。「ジェリコの戦い」「ジョニーが凱旋する時」「こげよマイケル」など、traditionalな曲を取り上げていて、面白いです。共演のアリス・コルトレーン(p)、意外に(と言っては失礼ですが)いいです。
>私は1963年の『El Nutto』好きです。まだアリス・マクロードの頃の作品ですが。

こんにちは、25-25です。「Hootenanny・・・」も、コルトレーンと結婚する前のアリスさんでした。(^^)「El nutto」CD化はされてるんでしょうか?
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No.478 Re:テリー・ギブス
投稿者---mitsu(2002/02/07 21:31:20)

こんばんは25-25さん。

>「Hootenanny・・・」も、コルトレーンと結婚する前のアリスさんでした。(^^)「El nutto」CD化はされてるんでしょうか?

残念ながら近くのhmvにはなかったです。私のは友人からもらったMDです。お役に立てなくてごめんなさい。赤松さんの演奏見たのですね?私も初めて拝見した時はショックでした。普段はあまりそんな事思わないのですが、帰って無性に練習したくなったのを覚えています。ベースの須藤満さんが御一緒のピットインでした。私も久しぶりに赤松ショックを受けに行きたいなぁ。
20日!?
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No.479 Re:テリー・ギブス
投稿者---25-25(2002/02/08 15:00:30)

こんにちは、mitsuさん。

 >>「El nutto」CD化はされてるんでしょうか?
>残念ながら近くのhmvにはなかったです。私のは友人からもらったMDです。お役に立てなくてごめんなさい。

ムムッ、それは残念!
しかし、しかし赤松さんのライブの日、夕方チョット時間ができたので横浜西口のHMVに行ったら、あそこは結構ブツがアリマス!ちょっと前、このボードで話題に上ったファッツ・サディ参加のクラーク〜ボーランの盤、げっとしてきました。まだ聴いてませんが。。

>赤松さんの演奏見たのですね?私も初めて拝見した時はショックでした。普段はあまりそんな事思わないのですが、帰って無性に練習したくなったのを覚えています。

2曲くらいしか聴けなかったんですが、ホントよかったですよ!
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●ブルージーなヴァイビストに関する投稿
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Re:論争!ジョー・ロックについて爆弾
投稿者---asami(2001/12/15 20:37:40) より分割しました(管理人)

論争興味深く拝見しました。ヴァイブ奏者は数が少ないのでこのような論争があるとは意外です。ヴァイブ初心者の私には少し難しい言葉が多いので質問させて下さい。ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?
つい最近までサックスに興味がありまして、例えばサックスでスタンダードを演奏しているスタイルを比較するとコルトレーンやブレッカーのようにリハモナイズを行うプレーヤーや、サンボーンやパーカーのようにフレーズをたくさん用いるプレーヤー、ドルフィーのようにアバンギャルドに演奏するプレーヤーとはっきり区別できるのですが、ヴァイブだとどうなのでしょう。私にはその違いがあまりわからないのです。時々何か違うなぁと思う程度で。話題になっていますジョー・ロックという人は知りませんが、この論争を拝見して逆に私は聴いてみたくなりました。宜しくお願いします。
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No.201 Re:ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---知佳(2001/12/16 00:05:47)

>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?
私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!
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No.202 Re:ブルージーなヴァイビストといったら、、、論争じゃあないよ ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---のなか@JVA(2001/12/16 12:35:35)

>>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?


>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!

僕のお勧めはなんといってもLem Winchesterさ。Bobbyもそう感じる時がある。
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No.203 Re:ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---TAKUYA(2001/12/17 16:48:13)

>>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!
>僕のお勧めはなんといってもLem Winchesterさ。Bobbyもそう感じる時がある。

ブルージーなヴァイブと言えば僕はマイク・マイニエリを思い浮かべます。全面に出てるとは思いませんが、やっている音楽の中にブルージーな響きが隠されていてそれが魅力。
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No.204 Re: ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---赤松敏弘(2001/12/17 01:22:51)

>>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?
>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!

なるほど、確かにミルト・ジャクソンに異論はないですね。でも、僕はジャクソンってとってもクールだと思う。(素直に)ブルージーという言葉で僕はもっとギラギラしたものを連想するな。すると誰だろう、、、?ボビー・ハッチャーソン、ロイ・エアーズ、それにハッチャーソンの先生だったデイヴ・パイク。 何かこういったラインナップが頭を過ります。
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No.205 Re:論争 ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---のなか@JVA(2001/12/17 23:38:12)

>>>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?
>>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!
>ブルージーなヴァイブと言えば僕はマイク・マイニエリを思い浮かべます。全面に出てるとは思いませんが、やっている音楽の中にブルージーな響きが隠されていてそれが魅力。

えぇ〜っ!! ま・マ・マイニエリ〜〜〜。 いろんな感じかたがあるものですね〜。一番(とはいわないが)ブルージーとは対極と思ってました。

>ボビー・ハッチャーソン、ロイ・エアーズ、それにハッチャーソンの先生だったデイヴ・パイク。何かこういったラインナップが頭を過ります。

ハッチャーソン、エアーズはいいとしてデイヴ・パイクはわかるけどちょっと違う気がしています。よくパイクは節操がないとかちょっと変人あつかいされてますが、ラテンのフィーリングやこのブルース感、どパーカーなバッパー、はたまたサイケロッカーこれら総てが混在しているように感じてます。それが彼の個性だって。 それとハッチャーソンの名誉?のために言うと先生ってわけではないらしい。
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No.207 Re: ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---赤松敏弘(2001/12/18 00:15:31)

>えぇ〜っ!! ま・マ・マイニエリ〜〜〜。 いろんな感じかたがあるものですね〜。一番(とはいわないが)ブルージーとは対極と思ってました。

おや? 案外僕もマイニエリはブルージーな雰囲気を醸し出すなぁ、って思ってましたケド。アメリカに行って僕の中の受け止め方で個人的に変わったのは、僕らがブルースと思っていた音楽の明るさや爽快さといった事でした。重くやりゃいいってもんじゃないって事かもしれないね。とってもライトなんだよ。ゴキゲンって言うとちょっと誤解されるかもしれないけど、いかに僕らは活字文化で育ったかを痛烈に感じました。だからマイニエリってどんな仕事やっててもその辺が上手くブレンドされた形で出てるなぁ、、って思ってた。

>>ボビー・ハッチャーソン、ロイ・エアーズ、それにハッチャーソンの先生だったデイヴ・パイク。何かこういったラインナップが頭を過ります。
>ハッチャーソン、エアーズはいいとしてデイヴ・パイクはわかるけどちょっと違う気がしています。よくパイクは節操がないとかちょっと変人あつかいされてますが、ラテンのフィーリングやこのブルース感、どパーカーなバッパー、はたまたサイケロッカーこれら総てが混在しているように感じてます。それが彼の個性だって。 それとハッチャーソンの名誉?のために言うと先生ってわけではないらしい。

あのパイクのソウルはブルージーじゃないとおっしゃる。ほう。。。(笑)。Noisy Silenceを聴いて思ったのはブルージーなグルーヴをロックやワルツに取り込むとこうなると俺(パイク)は思うんだけど、、、っていうメッセージでした。ワルツでもの凄く鋭い演奏をやってるのを聴いて「ハッチャーソンの先生」という説も納得しましたが、、、ここでも活字文化に踊らされたか、、、。でも原盤の解説にも他のライナーにもあるので半分は事実でしょう。きっと。でもいろんな感じ方があっていいじゃないですか。みなさんはどうですか?
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No.208 Re:論争 ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---いしい(2001/12/18 16:55:50)

>でもいろんな感じ方があっていいじゃないですか。みなさんはどうですか?

ブルージーに聞こえる瞬間があるか、ということでしたら、ゲイリーバートンの演奏でも、そういう瞬間があります。ゲイリー氏の意図や感性にかかわらず、たまたま使う音とか音の並びとかで僕にはそう聞こえるだけと思いますが。ミルト以外で全体的にブルース感を強く感じる人がぱっと思いつきません。ミルトばっかり長年聞いてきて、ある種逆説的はありますが、ミルト=ブルージーなのか?ミルト=ブルージーと思っていると、単にオルタード・スケールを上からダダっと降りてきただけでもそう思い込んでしまっているのではないかという疑問を最近では持っています。聞き方、感じ方というよりは技術的な分析になってしまいますが。皆さんがそう思うことを批判するわけではありません。僕だって現在はそう思っていますし。オルタードスケール=ブルージーなフレーズと感じることを否定するわけでもありません。定説を敢えてひっくり返してみることで、ミルトのあの美しいサウンドの秘密の一端が掴めるかもしれないって思うからです。

さらに発展して、なぜミルトは12小節ブルースという単純なフォーマットにあれほどまでにこだわったのか?そんなことも思ってます。曲つくんのめんどかったから?ま、それも無いとは言えない。ご自身作曲は苦手って雑誌のインタビューかなんかでいってますし。実際、90年のライブで、演奏曲の半分近くがブルース曲だったと記憶します。異常な選曲配分ですよね?

余談ですが、マイニエリのデビュー作は、そのタイトルから「俺の感じるブルースはこれだ!」と宣言してるように思ったのですが、、、「アザーサイド オブ ブルース」でしたっけ?ある種ミルト(?)へのアンチテーゼだったのか?聴きこんでいくうちに自分的にどう感じるのか変わるかも知れません。
すみません、論争なのに論点が脱線(アウト)しちゃってるみたいで。
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No.209 Re: ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---梶本(2001/12/19 03:35:24)

>>でもいろんな感じ方があっていいじゃないですか。みなさんはどうですか?
>ブルージーに聞こえる瞬間があるか、ということでしたら、ゲイリーバートンの演奏でも、そういう瞬間があります。ゲイリー氏の意図や感性にかかわらず、たまたま使う音とか音の並びとかで僕にはそう聞こえるだけと思いますが。ミルト以外で全体的にブルース感を強く感じる人がぱっと思いつきません。ミルトばっかり長年聞いてきて、ある種逆説的はありますが、ミルト=ブルージーなのか?ミルト=ブルージーと思っていると、単にオルタード・スケールを上からダダっと降りてきただけでもそう思い込んでしまっているのではないかという疑問を最近では持っています。聞き方、感じ方というよりは技術的な分析になってしまいますが。

なるほど!何を隠そう私はゲイリー・バートンがとてもブルージーな演奏をすると思っていますんで。以前「オールブルース」をライブで聴いた時にそれまでの印象を覆された経験があります。確かに音楽を音で分析してしまうと12個の音の並び方に言及します。実際にメジャーでもドミナントでも3度の音をマイナーにしてペンタトニックを使うと何でもブルージーに聞こえます。それも正しいと思いますが、例えば美味しい料理を食べて「旨い!」と思わせるのは素材もさることながら隠し味が一番の決め手になるのと同じで、このソースはどんな組み合わせなんだろう?と考える前に「旨い!」。ブルージーを「旨い!」という味覚に例えたらブルージーに感じるという事の幅や尺度もいろいろあって楽しいんじゃないですか?皆さんの好みの中の一つのテイストの事だと思います

>曲つくんのめんどかったから?ま、それも無いとは言えない。ご自身作曲は苦手って雑誌のインタビューかなんかでいってますし。実際、90年のライブで、演奏曲の半分近くがブルース曲だったと記憶します。異常な選曲配分ですよね?

同感(笑)。曲を作るという事とアドリブを行うという事は同じだと赤松さんがレーベルのインタビューで述べておられたと思います。違うのは既製の物に納まらなくなったものがオリジナルであってスタンダードでもオリジナルでも演奏している自分は同じ・・・と言う内容でした(?)。必要なければやらなくてもいい事なんだと思います。

>余談ですが、マイニエリのデビュー作は、そのタイトルから「俺の感じるブルースはこれだ!」と宣言してるように思ったのですが、、、「アザーサイド オブ ブルース」でしたっけ?ある種ミルト(?)へのアンチテーゼだったのか?聴きこんでいくうちに自分的にどう感じるのか変わるかも知れません。

御自身が自然に「美味しい!」と思われるテイストの中にブルージー印のソースが・・・・(笑)。レシピに書かれた通りの料理に満足出来なくなったらきっと御自身のレシピを作られると思います。
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No.210 Re:論争 ブルージーなヴァイビスト、、Blues on the Other Side/Mainieri Getしました
投稿者---赤松敏弘(2001/12/20 02:04:16)

>余談ですが、マイニエリのデビュー作は、そのタイトルから「俺の感じるブルースはこれだ!」と宣言してるように思ったのですが、、、「アザーサイド オブ ブルース」でしたっけ?ある種ミルト(?)へのアンチテーゼだったのか?聴きこんでいくうちに自分的にどう感じるのか変わるかも知れません。

今は何でもあるのですねぇ。数年前にこのWebで特集したマイニエリの「BLUES ON THE OTHER SIDE」今夜タワレコに寄ったらありました。あの頃は聞いた事もないレーベルだから見つからないだろう、、、と諦めてたんですが。
で、聞いた感触ホカホカの状態で書き込みします。やはり僕はマイニエリにブルージーなものを感じました。もちろん若く溌溂としたスインギーな演奏ですが、1曲目からしてブルース(タイトルソング)。ここで触れられているブルージーというギラギラしたものが激しい演奏になると噴出していますね。このタイトルは恐らくいさつ氏の書き込みにある言葉を意味した「別物のブルース」という事でしょう。ただしマイニエリはブラウニーとパーカーに影響を受けたと語っているようで、別な物の意味は少し異なるかもしれませんが。

言葉では難しいですが、何かをぶつけるようなもの、マイニエリの創世紀を感じました。のちのステップス・アヘッドでも聞けるフレーズが全てこの1枚に閉じ込められているようで僕は好印象を持ちました。もしも聞かれる事があったらミルト・ジャクソンに感じるブルージーなものとの違いを教えて下さいね。では。
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No.206 Re:論争 ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---いさつ(2001/12/19 04:32:43)

>>>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?>>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!
>なるほど、確かにミルト・ジャクソンに異論はないですね。でも、僕はジャクソンってとってもクールだと思う。(素直に)ブルージーという言葉で僕はもっとギラギラしたものを連想するな。すると誰だろう、、、?

僕も赤松さんのこの発言には同感です。何をもってブルージーとするのかにより評価は変わってくるのでしょうが、例えば8分音符のノリ方などジャクソンはけっこうイーブンで、ハッチャーソンはかなり両端にのっかる感じだと思います。音使いでなくて、グルーヴする感じの評価にこのブルージーという言葉を使うとすると、僕の中では意外とジャクソンはクール、ハッチャーソンはギラギラする感じ・・・(?)あとサウンド自体もハッチャーソンはシズル感というか音自体にけっこうギラギラする感じをうけますし・・・。

えー、何だか自分でもうまく整理できていないのが、こうやって書き出してみるとよくわかりますが(笑)・・・よく『黒い』『白い』という言い方がありますが、それとも重なっちゃう。すごく初期のハッチャーソンはジャクソンをアイドルにしていただけあって、イーブンな8分音符がクールな感じですが、その後のバーニーケッセル(Gt)のフィーリングフリーというアルバムでのハッチャーソンの演奏なんかバックのリズム隊の雰囲気もあってすごく『ブルージー』『黒い』という単語が浮かびます。
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No.215 Re:ブルージーなヴァイビストといったら、、、
投稿者---25-25(2001/12/20 14:44:20)

>>>ヴァイブでブルージーな演奏となるとどのような人が代表とされるのでしょうか?
>>私はやっぱりミルト・ジャクソンかなぁ〜!
>なるほど、確かにミルト・ジャクソンに異論はないですね。でも、僕はジャクソンってとってもクールだと思う。(素直に)ブルージーという言葉で僕はもっとギラギラしたものを連想するな。すると誰だろう、、、?
>ボビー・ハッチャーソン、ロイ・エアーズ、それにハッチャーソンの先生だったデイヴ・パイク。 何かこういったラインナップが頭を過ります。

「ブルージー」という言葉をきいて連想するのは、ギタリストでいうと最右翼がKenny Burrel、その対極がTal Farlowかな、と今まで何となく思っていましたが、作品によっては必ずしもそうではないこともある。KesselなんかTal寄りかな、と思っていたら、「On fire!」(Emerald)なんかえらくブルージーに感じる。ボク的には、ブルージーであろうがなかろうが、sophisticateされてようがいまいが、聴いて「いいじゃん!」って感じればそれでいいかな、と思いますがあんまりそんなこと言うとBBSでのディベートに水をさすかもしれないので軽く聞き流してください。>(~o^;)<

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