音楽的読唇術・名曲“CON ALMA”の巻ジャズのインプロヴィゼーションは全くの白紙の状態から音を選りすぐるのではなく、曲の中のコード進行に沿いながら自分の発言をする。その時にソロを演奏している人間は周りの人間に対して自分が描きたいイメージを何らかの形で音として発信している。それをうまくキャッチするには、ソリストが描くイメージをその瞬間のメロディーとコードの整合性から瞬時に割り出して最良のクッションを提供しなければならないし、ソリストはそれが何であるのかをなるべく周りにわかりやすく示す必要がある。このコミュニケーションを僕は「音楽的読唇術」と呼んでいる。いわばインストによる即興演奏は一種のテレパシーだと思ってもいい。(追記/2022年7月2日 赤松敏弘) |
洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える-カウンターポイントとインターバル 2012/12/7掲載
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音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える-6度の音程感覚でアナライズ 2012/12/14掲載
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altered chordのコードスケールからハーモニーを抽出して微妙な変化を表現する 2013/1/11掲載
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コードスケールからハーモニーを抽出してその気配を表現する 2013/1/18掲載
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音楽的読唇術:コードスケールからハーモニーを抽出してその気配を表現する 2013/1/25掲載
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音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える/コードスケールの気配とは移動ド感覚の事 2013/2/1掲載
今回は次のステップに進む前の最終チェックとして、アドリブでメロディーを作る時のガイドとしてその『気配』が何であるのかをチェックしておきましょう。 |
音楽的読唇術:洗練されたヴァイブやマリンバのインプロを考える/気配を移動ド感覚で読み取る 2013/2/8掲載「その先」を読みとる耳と音感を調整する時間。 |
音楽的読唇術:先週の回答 2013/2/15掲載
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